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料理好きママVS食べムラの長女

料理を作るのは好きな方だけど、子どもが食べムラや食べなくて困っている私と、このnoteが目に止まったあなたへ。

5歳と1歳の母をしているナナエ(30代後半•東京都)と言います。

このnoteは、ママ•女性の心とカラダの悩み、子どもの話、育児や家事など「もし同じ悩みで困ってる人がいたら、その人の気持ちが楽になるといいな」と思って始めました。

私は編集•ライターの仕事をしていますが、専門的な資格もないので、ああだこうだ言ってても個人的な話として気軽に読んで貰えると嬉しいです。


料理を作るのが好きになった理由

私も20代までは料理や栄養に関して特に興味はありませんでした。

そのころは、ひどい鬱だったもので(笑)
1日おにぎり1個の日や
夜ごはんが栄養ドリンク2本なんて日も
ありました。

体重も40キロ前半で骨のようでしたが
小さい頃から「ぽっちゃり体型」を実母や親戚にイジられる人生だったので、痩せていることが
嬉しくてドンドン痩せていったように思います。

ですが、編集の仕事をやり始めた時に、栄養学や免疫力について考える環境に就き、徐々に自分の健康について考えるようになりました。

「食べ物が自分の健康を作っているんだなぁ」と感じてから、料理をすることが楽しくなっていたのです。

おかげで一旦、鬱が治り風邪も数年引かない元気な時期を迎えることになりました。

鉄板メニューのない長女

ありがたいことに夫と食の趣味が合い、夫婦間ではうまくいっているのですが…問題は長女です。

初めての手作り離乳食を頑張って作っても残されて、市販のレトルト離乳食はたくさん食べるという日々でまず心がすり減ってしまいました。

幼児食にうつっても、野菜は基本的に
口から出てくるか、床に落とされるか…

「べ〜っ」と出る時もあれば
「おえぇえ」と出る時もあり、
さすがに後者は心が折れますし、キレます。

見た目を可愛くデコっても関係ないのです。

幼児食のレシピを見ても
「これ、食べないなぁ〜」のオンパレードで
ヒントのないがっかりする日々。

食べムラがあるので
「必ずこれは食べてくれる!」
も効かない長女に泣かされる事は
最近までよくありました。

「もう育児やめたい。今すぐここから逃げ出したい」と思うこともよくありました。

保育園の給食だけは完食する謎


家では食べムラのある長女ですが
保育園の給食さんが作る手作りのお昼ごはんやおやつは完食することが多く、保育園にもよく相談しました。

point1 保育園はお友達効果が大きい

今までの先生たちは声を揃えてそう言います。
保育園はほかのお友達が食べている姿を見て自分もがんばって食べるのだろうと…

先生も頑張って食べてもらうように
あの手この手で応援してくれるので
保育園パワーには感謝しかありません!

それは良くも悪くも長女にとても影響していて、
年長さんになると、逆にお友達が残していると「自分も食べない」が発動してしまうようになりました。

point2 給食さんのレシピを再現する

どんな幼児食のレシピ本よりも、
確実に長女が喜んで食べてくれるのは
給食さんのごはんでした。

保育園の給食さんから長女が完食したレシピを
今でも個別に教えてもらっています。

レシピ通りに作るとなんでも完食してくれるので
野菜だけの副菜も食べてくれて、感動したのを
覚えています。

好きと嫌いの間は食べない

最近長女と話してわかったことがあります。
それは家での食事は

好きな食べ物 = 食べる
嫌いな食べ物 = 食べない
好きでも嫌いでもないもの = 食べない

という考え方だったのです。
普通だけど嫌いではない物は食べるという、マインドがなかったのでビックリしました。
そして食べるように言いました。

食が細いし、いまだに食べムラのある子なので
味つけや量など配慮していても
まだまだ悩みは消えません。

食育を大切にしたい

私は一人暮らしをする18歳までほとんど料理をしたことがありません。

ごはんの手伝いはさせてくれませんでしたし、作ってもらうのが当たり前だと思っていたのです。

母も当時は精一杯だったのでしょう。

今思えば、いそがしい夜ごはんの時間に調理経験のない子どもが手伝っても時間が間に合わないことがわかります…。

(あと、私の父は時間やルーティーンに几帳面な人でしたので、時間を遅くするなど考えられませんでした)

レトルトや冷凍おかずの日もありました。
((もちろん私もそんな日はあります!))

しかし、食事や料理の大切さは分からなかったため20代で偏った食事をするようになったのです。

そんなこんなで私は自分の子どもには食育を大切にしたいと思うようになりました。

年長さんになってからは料理を一緒にする時間を設けて、メニュー選びから買い出し、調理、配膳まで経験してもらうようにしています。

さいごに…

次女(1)は長女とは真逆で離乳食を一切食べずに1歳になりました。

不安はあったものの、りんごのすりおろしとお粥と粉ミルクでも元気に育っていました。

しかし、ある日私のお皿に乗っているおかずをあげたらモリモリ食べるようになったのです。

今では指をさしておかずを奪っていきます(笑)でもそれくらい、なんでも興味を持って食べてくれることがとても嬉しいです。

子どもの食べる食べないで悩む方は多いと思います。

長女と同じクラスのママさんは「保育園で食べてるから、家ではいいや」と諦め半分の方も多いのですが、私はそれが腑に落ちませんでした。

いまだに長女のごはんは模索中ですが
少しずつ野菜や魚も食べるようになっています。

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