まち歩き好きがお届けする!〜暮らすを楽しむ、よき商いを守り育てるまち〜
こんにちは!
旅先で出会うワクワクがなにより大好き!ベニです!
みなさんにとって「地元」とはどんな存在でしょうか?
「懐かしいと思う場所」「安心できる場所」「元気をチャージできる場所」
わたしにとって地元とは・・・
帰る度に「おもしろいなぁと思える発見が増える場所」でした。
わたしの住んでいたまちは、昔からちょっとおもしろかった。
小さい頃には気づかなかったが、大学生頃になると徐々に目立ってきていた空き家には、なぜか、ぽつり、ぽつりと明かりが灯されるようになっていった。
それも、長屋をうまくリノベーションして、オーガニックのものを使ったこだわり素材のカフェや、海外から仕入れたビンテージものを扱う古着屋、FUJI ROCKのフェスにも出展し行列ができちゃうほど大人気なスパイスカレーのお店。
どうしてこんな「まち」にお店を出すんだろう。そう思っていた。
なぜなら自転車で15分ほど走れば、あべのハルカスやキューズモールが立ち並ぶ『天王寺』があるからだ。天王寺は大阪市のほぼ中央に位置し、大阪の主要な駅として梅田・難波に次ぐターミナル駅でもある。ご飯を食べるにもショッピングにも、何をするにも便利すぎる場所だ。
そんな便利な天王寺より、もう少し南のエリアには、「よい商いを守り育てる」バイローカルという文化が根付いている場所がある。
昔ながらの残したいよいところも、今の時代にあった育てていきたい文化も、どれもが程よく混ざっているまち。
わたしはそんなまちで育った。
今回は天王寺から出発する路面電車に揺られながら、よりすぐりの3つのおすすめスポットを紹介しよう。
ジューシーでボリューミー!炭火焼きのレストラン
まず、ひとつめに紹介するのは天王寺駅から4つ目の駅「東天下茶屋」に直結するIkedaya BBQ Style。
農家さんから直接仕入れるオーガニックのお野菜とお肉を豪快かつシンプルに調理するスタイルが人気。
子連れのファミリーでも気兼ねなく来れるよう、店内はベビーカーが十分通れる広さもあり、ちょっとしたお洒落ランチやお酒を片手にゆったりと。普段使いからちょっと贅沢な時間もシチュエーションに合わせて、楽しむことができる。
売り切れご免!病みつきになるパン屋さん
二つ目も「東天下茶屋」の駅から徒歩1分程に位置する、クワエベーカーズ。素材と製法にこだわった美味しい手作りのパンは一度食べると、忘れられない程はまります。
特に食パンは大人気で、お昼頃にお店を訪れると売り切れになることも多々あり。わたしも何度も逃してしまった経験あり。instagramでパンの焼き上がる時間をお知らせしてくれるので、訪れる際は要チェック!
大阪最強のパワースポット!すみよっさん
最後に紹介するのは、路面電車の天王寺駅から11駅目「住吉鳥居前」にある住吉大社だ。
大阪最強のパワースポットとして知られる住吉大社は、商売繁盛や縁結び、子宝、家内安全、恋愛成就などさまざまなご利益がある。
緑豊かなので、お散歩コースとしてもおすすめ。
正面神池に架けられた「反橋《そりはし》」は、その名の通り、橋の形が反り返っていることからこのように呼ばれているそうだ。
橋を渡るだけで「運気が上がる」と言われているが、実は傾斜はかなり急な48度。写真ではこの角度は伝わりにくいので、ぜひ一度その目で確かめてみてほしい。
また、「第四本宮」前にある「住吉神兎《すみよしうさぎ》」石像は、卯年の2011年に奉納された人気スポットだ。
無病息災を祈願し、腰や頭など気になるところを撫でる「撫でうさぎ」として親しまれている。最近ではインバウンドの方も多く、神社内の案内板には英語表記も多くみられ、日本のみならず世界からも注目が集まる場所なのだ。
外を知ることで地元の魅力に気づく
路面電車に揺られて巡るまちは、気付かぬうちにちょっとずつ変化していた。シャッターが多く閉じてしまった商店街もあれば、紹介した場所のように人が集まる場所もある。
地元を離れて感じたことは、自分のまちには「こんなのがあったらいいな」がちょうどよく散りばめられていたということ。
そして商いをする人にも「このまちを盛り上げたい」という熱い思いがあること。
地域に根ざしたお店を、日常的に暮らす人々が使うことでその地域が少しずつ豊かになっていけば、とても素敵なことだと思うのだ。
今回は、ローカルならではの暮らしに紐づくスポットを紹介しました。
地元に帰る度に「行ってみたいお店が増えている」こんなワクワクする出来事に出会える場所で育って、とてもラッキーだったなと思います。
次は、どんな場所に行こうか。
溢れる好奇心と片手にマップを持って、わたしのまち歩きは続くのです。
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