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20. 別の施工会社のお家も検討してみる その3 〜セミオーダーのガルバの家〜

なかなか決まらない我が家の家探しの旅。(前回の家探しブログはコチラ
もう一社、私たちが気になったのは施工会社Bのセミオーダーのお家でした。
B社は山を切り開いて、分譲地に開拓してはりました。
西山天王山駅から徒歩10分、長岡京市にしては家がゆったり建てられる土地38坪〜、余裕の車2台分駐車スペース!
分譲地なので前面道路も6m、山の斜面=傾斜があるので、手前に家が建っても、段差があることでま向かいに家が建つことはない最高の立地。

日当たりのコピー

外観も私たちがいいなーと思う、一部ガルバリウムの四角いモダンなお家!
私は存じ上げませんでしたが、大学教授もされてる有名な建築士さんが設計したコンセプトのセミオーダー型デザインハウスでした。
びっくりしたのが、もともと施工会社Aの木の家を設計された方がこのコンセプト住宅も設計されてました。(施工会社Aの家を見学した時のブログはコチラ

Bコンセプト

間取りはいくつか間取りパターンが決まってて、そこから好きな間取りを選択。そこに壁紙や造作を選べる、セミオーダータイプのお家でした。

近くにモデルハウスが建ててあり見学に行ったのですが、キューブ型のモダンなガルバの家。
1階はリビングと水廻り。階段もスリット階段で柱が帽子やコート掛けになってて素敵!(後で聞いたら、柱状のコート掛けはオプションで100万近くしてたらしいけど ^^;)
収納もキッチン横に隠せるパントリーっぽい収納があって、買い物からすぐ帰ってきてドアを開けたらしまえる導線。

新築の間取り1Fのコピー

2階は3部屋あって、窓から竹藪が見えたり、ウォークインのような収納スペース、各部屋にクローゼットがあったりバルコニーがあったりと、以前見に行った建売のお家よりも納得のいく収納でした。(建売を見に行った時のブログはコチラ

新築の間取り2F

施工会社Bのコンセプト住宅は今まで見た中でダントツに標準仕様がゴージャスでした。
まず床がウッドワンの浮き彫り仕上げのパイン無垢の床、ピノアース
ジョイント無しで、一枚物に仕上げてあるものでした。
モデルハウスで実際にリビングで足触りを体験したのですが、床にデコボコの表情があって気持ちいい!無垢だけど確か汚れやひっかき傷、擦り傷にも強い床でした。
洗面も石目柄のウッドワンの床でした。洗面台もパナソニックのフロートタイプのお洒落洗面台。

フロートタイプpsd

トイレはパナソニックのアラウーノ。タンクレストイレです。
トイレタンクの手洗いスペース、ホコリが溜まるだけで掃除が面倒だし、うまく手を洗えない子どもが水浸しにするので、私は結構嫌だったりします。
タンクレストイレってスッキリして見えるのでいいですね。

キッチンもウッドワンのスイージ。今流行りのミーレの食洗機のついたスイージのキッチンでした。ミーレの食洗機...めちゃくちゃ流行ってますよね〜。
ウッドワンは字のごとく無垢の木の質感を大事にしてる会社なので、キッチンの扉も浮き彫りの無垢の木を使えます。
木目の扉にステンレスキッチン、素敵ですね。背面は全部扉で隠せるようになってて、隣はパントリー、キッチンの横にもワークスペースがとってありました。玄関入ってすぐのところにパントリーがあるので、買い物から帰ってきたら楽ですね。キッチン周りは収納が充実してました。

お風呂はノーリツのユパティオ。なんとスマホで自動でお掃除&湯沸かしができる機能がなんと標準仕様で入ってるのです!スマホで浴槽洗えるとか時代ですよね。お風呂はそこまで進化してるのか...と感心しつつも、ほんまにちゃんと洗えるんかな?という気持ちもありますが...(食洗機も結構洗い残しありますよね)
ユパティオ

浴槽を自動で掃除してしかも床暖房がついているという優秀なお風呂でした。
標準仕様で満足のいくランナップだし、長期優良住宅。内観も外観もスッキリしたデザインでテイストもすごく好きでした。

ここで購入に至らなかった理由は、またしても予算オーバーです(またかい)笑 
単純に一番安い区画でも土地価格の時点ですでに500万位予算オーバーでした。さすが、駅近物件〜 ^^;
しかもゆったり家と家との間隔が開いて建てられるほど敷地が広い分、外構費用が150万くらいかかるとのこと。(今まで見学したとこは100万くらいだった)
ここに棚とか造作などオプション付けようものなら、1,000万近く予算オーバーになるんじゃなかろうか...
予算オーバー

予算オーバーでも、土地・家のデザインはかなり理想に近い...親に援助してもらえないかちょっと相談してみたりもしました。(もちろんダメでした)

標準仕様が充実してて建物価格がお手頃なのは、このコンセプト住宅は「間取りタイプ」が決まってるのが大きいのかな、と思いました。
A~Hのように間取りのタイプが決まっている=ある程度土地の縦横の大きさが確保できないと建てられない家だったのです。
同じコンセプトのセミオーダーの家で、予算内で建てられる分譲地はないか聞いてみたら、25坪で向日市に分譲してるところがあると聞き、そちらも見学しました。

この分譲地に関してはかなり迷いました。外観も内観も好みなテイストで建てられるし、標準仕様が良かった上に予算内。立地と広ささえ妥協すれば、予算内で建てられるからです。駐車スペース1台分で妥協する?向日市でもいいかな?と悩み、確か1ヶ月近く2、3回も週末、車でウロウロ現地を見に行きましたね...

でも何回見に行っても、土地の広さがどうしても妥協できませんでした。
25坪だと、30坪でいい感じだったバルコニーもベランダスペースしかないし、リビングも細長いし...

25坪2F

25坪1F

すでに基礎ができている場所を見て、小さいのでは...と思いました。
駐車スペース1台分とると庭もほんの少し。
家と家の間隔もお向かいもなんだか窮屈に家が向かい合ってる印象がありました。
この分譲地を経て、我が家にとって25坪はやっぱり少しコンパクトすぎる!
やっぱり最低でも30坪は必要!と実感しました。

予算オーバーの家、無理して頑張って住むのは人生において違う気がする。たとえ予算内でも、狭いと思う家に我慢して住むのも違う気がする...
そんなわけで、施工会社Bも難しいなってことで選択肢から外れました。

ここまで見ても自分たちがしっくりくる建築条件付きの土地と家がない...
やっぱり、もう一回土地の条件を妥協して、リヴさんで好きなように家をカスタマイズして家づくりするのが一番ベストな選択じゃない?という結論に至りました。

他にも沢山色んな施工会社、不動産業者さんを尋ねて家を見せてもらいましたが、家探しでめっちゃ疲れて妥協したという「仕方なく」の気持ちよりも、色んな選択肢を考えて、一番しっくりきたのがリヴさんだったのです。

家づくり講座で迎えてくれたKURASHI STUDIOのクリエイティブな雰囲気はオリジナルで自分らしい家が建てられそう!と思うとワクワクしたし、営業担当の鶴亀さんは元ログハウスビルダー。トイレの塗り壁も「この壁、僕が塗ったんですよー!」と嬉しそうに深夜のDIY話をしてくれたり、「昔ここはこういう内装だったけど、こういう改装しました」とか床や照明の説明をしてくれたり...とにかく「営業かけて私たちに家を買わせたい」よりも単純に「お家づくりが楽しくて大好き」が伝わってくる人でした。

鶴亀さん

もちろん家の性能、見た目や内部の仕様もある程度は必要だけど、見ず知らずの人に自分たちの生活スタイルをさらけ出して家を作ってもらうわけです。マイホームは絶対、「空気感が合う人」に建ててもらおうと思ってたので、鶴亀さんにお願いしないと、なんか後悔しそうな気がしました。

結局最初に訪れたリヴさんに最初から決めていたら、あれこれ疲れなくて済んだやん、って感じですよね。でも家の性能や価格、土地etc.マーホームを購入する上でいろんな角度から家を考えて、自分たちにとってどんな大きさの家を求めているのか、どんな土地がいいのかetc.時間と労力はかなりかかったけど、振り返ったら「納得の家を建てる」上で必要なまわり道だったかな、と思います。

匠が設計したデザイン住宅じゃなくても、自分たちが暮らしやすい、自分たちらしい家で暮らしたい。ワクワクして自分たちらしい家づくりをしたいな〜と考えた時に、やっぱり人も大事〜!と思いました。

そんなこんなで、一周まわって再び鶴亀さんに土地探しの依頼をお願いした我が家。
次回は土地の条件変えて探したお話です。

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