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21. リヴさんで建てたい!からの土地探し その1

一周まわってやっぱりリヴさんで土地を探して家を建てよう!と再び土地探しを営業担当、鶴亀さんに依頼したマルコ一家。
(前回のブログはコチラ)

建売、中古リノベーション、施工会社の分譲地で建てるetc. 色んな選択肢を巡った上で「我が家にとってはリヴさんの注文住宅で建てるのがベスト」という結論を出しました。

家を建てた後で振り返ってみると、注文住宅で建てたからって、誰にでも注文住宅をオススメ!ってできるものでもないな〜と思いました。
我が家を見にきてくれた友だちも、こだわりの家づくりに感心してくれたものの、「すごいけど、私はここまで家にこだわれる情熱もないし、ある程度決めてないとしんどそう...」と結局駅近のマンションを購入しました。

家づくりの温度差

リヴさんの注文住宅は本当に何もかも自由にカスタマイズできるだけに、細かいとこまで考えていかなくてはいけないので、「家作るのを考えるのが大好き!」「自分たちの好きなように建てたい」という家への熱いパッション(笑)とこだわりが強い人に向いてると思います。
私は細かいところまで考えるのが好きで楽しかったので、仕事のように昼も夜も家のこと考えてましたが、中には途中で疲れてコーディネーターさんにお任せする方もいらっしゃるそうです。まぁでも、コーディネーターさんに任せたら必然的にいい感じに仕上げてくださるんですけどね。

家づくり好きな人

あと、多少予算オーバーしても大丈夫な人向きかも。
中古リノベーションも、注文住宅で建てた友達も皆揃って「建物で予算オーバーになって外構までお金足りなかった」と言ってます。
我が家も例に漏れず、外構の段階で予算オーバーで削りました。^^;
一生に一度の家づくり。あれこれカスタマイズできるとなると、ついついこだわりが暴走してしまうあるあるなんでしょうね〜。
我が家も最初はセミオーダーの家の一部をちょっと変更くらいに...で始まった家づくりでしたが、打合せ始まると楽しくてゴリゴリにこだわりましたもん。
もしかしたら、予算を300万ほど少なめに見積もって資金計画してもらったら良かったのかもな...と思ったりします。

予算も大事


ある程度は自分の希望の仕様や見た目が良くても、あくまで「予算内で」を重視して家を建てるなら、「好きな施工会社の分譲地で家を建てる」or「建売」の選択肢がおすすめです。

建売は提示価格のまま購入できる上に即入居可。打合せする時間も省けるし、建物が出来上がってるので広さや内観のミスマッチがないので一番合理的です。

施工会社の分譲地で建てる場合は大抵外観や内装、仕様がある程度決まってるので、注文住宅ほど打合せに時間を割くこともなく、大幅な予算オーバーがないのがメリットと言えると思います。
あと、キッチンや水まわりも使えたらなんでもいいけど、「ある程度は間取りも決めたい」って人は自分仕様にも間取り変更できますしね。

私の友だち、ゴボチもリヴさんの分譲地でお家を建てた一人ですが、自分で間取りも考えたとのことだったので家づくりにはセミオーダーでとても満足してました。(ゴボチハウスのブログはコチラ

ゴボチの家

室内

注文住宅建ててブログ書いておいてアレなんですが、「建築条件つきの分譲地での家づくり」が一番賢い気がします。笑
間取りも仕様もある程度まで考えられて、家本体の予算抑えた分、家具やインテリアもこだわれますし、トータルで家をいい感じに仕上げられる気します^^;

長岡京でマンション買った友だちも間取りや仕様の相談で一緒にショールーム見学に参加したのですが、間取りや仕様もある程度選べるようになってました。モデルルームを参考に3つくらいのテイストから選ぶ感じだったので、「もうある程度決めてある方が楽!」って人には全体をイメージしやすいと思います。
ただ、新しいマンションは何百もの世帯の部屋を一斉に作るので、細かいカスタマイズまで対応できないんでしょうね。オプションは戸建てに比べて割高感がすごいな...という印象がありました。
マンションであれこれ自由に自分仕様にカスタマイズを楽しみたいなら、新築よりもリノベーションがお勧めです。

そうそう、東京で家探ししてたお友だちの中にコーポラティブハウスで建てるよー!って連絡くれた子もいましたね。いわゆるマンションと戸建ての合いの子みたいな感じですね。住民たちが設計士さんと一緒になって大きな集合住宅の設計に携わる感じのようです。
都心ならではのデザイン系発想なのかな。なかなかどこにでもある住宅じゃない気がしますが、気になる方はチェック(^^)

我が家は土地も家もまぁまぁこだわりが強かったので、最終的にリヴさんの注文住宅でフルオーダーじゃないと満足できんかったやろうな〜と思います。
お金は予想以上にかかったけど、どの部屋も吟味して選んだので、自分の好きがいっぱい詰まってて満足しています。好きなモノだからこそ、快適な動線だからこそ、不満が少なくてお掃除や片付けも楽しんでできている気がします。

家を買う人の性格、求める環境、いろんな事情で家づくりは違いますね〜
家づくりは人生に2度も3度もなかなかない機会だと思うので、納得はもちろん、ワクワクして選んで欲しいです。

さて、そろそろ土地探しの話へ進みます。
多少予算はかかっても自分たちらしい、建ててよかった、と思う家を建てたいなと思いました。

夫婦で話し合って、家の方向性をまとめました。

建物について
① 駐車スペース:ファミリーカー1台(できたら2台駐めたい)
② 2階建て
③ 無垢の床材 (木のあたたかみを感じる家)    
④ 広い明るいリビング(18畳以上?) 
⑤ 模様替えしなくて良い、家族全員分のウォークインクローゼット 
⑥ どの部屋も明るい(暗い部屋がない)窓がある事
⑦ 土間が広い:カッパやベビーカー、ストライダー(自転車も!?)が入るスペースがある
⑧ 夫婦の寝室は寝るだけでOK、子供部屋4.5? 2つ 将来仕切りが取れたら良い
⑨ 屋根があるバルコニー or ウッドデッキ   
⑩ 屋根裏収納?(パントリー、服etc. 収納がたくさんある)
土地 
① 駅からの距離徒歩15分圏内( できればJR。阪急でもOK) 
② 平地(もしくは更地渡し)
③ 近隣の景観が良い。多少坂道はあっても、工業地ではなく山の方?
④ 日当たりのいい 
⑤ 30坪以上(25坪も見に行きましたが、狭かったです。)できれば分譲地
⑥ 長岡京市内
(保育園を変わらなくて済むので、できれば。)
⑦ 前面道路が広い(5m以上)

家を建てて、こんな暮らしがしたいなって事もまとめました↓

〈こんな暮らしがしたい〉
・自然光で明るい家(暗い部屋がない)圧迫感がない家
・ウッドデッキや暖炉などの、リクライニングチェアに座ってゆっくりお酒が飲める場所がある
・家事をしながらリビングで子供の勉強をみたい
・模様替えしなくて良い家族全員分の収納たっぷりウォークインクローゼットが欲しい
・家でも仕事、ミシンができるスペースが欲しい
・掃除がしやすい家が良い→ものが片付いている家→収納がある
・家事動線がいい家(風呂水で洗濯→洗濯干し→そのままWICに収納)
・外の視線を気にせず生活したい
・子供の通学が大変ではない・外の自然(木、空)も感じながら生活したい
必須ではないけど...
・水槽が欲しい
・時々車で遊びに来る人を迎えたい(駐車スペース2台?)
・近くで釣りができる

こんな暮らしがしたい

〈良いなと思った土地・家〉
施工会社Bの分譲地が駅からの距離、程よい高台で街並みも綺麗...
とても良いなと思いましが、土地価格と家が予算オーバーでした。
ただ、駅近の工業地帯よりも山の方が緑が沢山で良いなという印象がありました。

当時鶴亀さんに送ったメールを振り返ると、こんな感じで送りました。

めっちゃびっしり書くやん...と思いますよね。書いた本人の私でも、こんな書いてたんかと読んで引きました。笑
でも、ほぼ初対面の人に家と土地探しをお願いするわけです。リクエストは細かければ細かい方が、「どういう土地でどういう家が作りたいか」伝わると思います。自分たちが感じたことは土地探しの参考になるだろうし書きました。
鶴亀さんは自分たちと同じ目線で家も土地探しも親身になって考えて提案してくださったので、ほんと伝えておいてよかったと思いました。

話を土地探しに戻すと、ここにきてもまだ駅近物件て言うてますね...
実は当時予算内の駅近の広い古家物件が売りに出てたんです。そこもプロの目線で見ていい土地かどうか教えて下さいって聞いてました。

擁壁

鶴亀さんからの回答はオススメではないという返事でした。土地価格は駅近の割に安いけど、駐車スペースが確保できない&築年数が古いので擁壁の工事もやり直し。その擁壁の工事費用が1,000万程かかるのでその時点で土地価格プラス工事費用で予算オーバーになるとのこと。

なるほど...擁壁の工事費用とは予算外&想定外。
擁壁...わかるようでわかりませんよね。私も家づくりで初めて調べましたよ。

擁壁(ようへき)」とは、崖などの崩壊を防ぐための「土留め」として、コンクリートブロックや石などを使った「壁状の構造物」のことです。

道路から敷地が少し高くなっていて、その上に建物が建てられる場合、もしくは、隣り合った敷地に高低差がある場合には、崖や盛土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために壁が必要になります。それが「擁壁」です。

もう少し詳しく説明すると、土や粉粒体を積み上げたときに崩れない斜面の最大角度のことを土壌の「安息角(あんそくかく)」というのですが、その「安息角」を超える大きな高低差を地面に設けたいときに「擁壁」が必要になります。
もし擁壁がなかったら、そのまま自然の状態にしておくと、横からの圧力によって斜面が崩壊してしまうことも。つまり、「擁壁」は建物を守るという大切な役割を担っているのです。

擁壁の安息角


擁壁の存在を知って住宅街を見渡すと、結構擁壁のあるお家見ますね。
リノベーションで古い戸建てを探している人も「擁壁から作り直さないと...」ってところでコストが大幅に上がる場合もあるので要注意です!

そんなわけで、早くも駅近物件の候補をバッサリと切り落とされた我が家。
実はこの土地、駅近でまぁまぁ長いこと売れ残ってたので訳ありなんだろうな〜と想定内でした。
次回は駅近を妥協して見に行った土地の話を書こうと思います!
お楽しみに〜♪

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