【ダブルクロス3rd】個人的サプリメントランキング【その2/あると嬉しい】

↑前回に引き続き、本日もダブルクロス3rdのサプリメントランキングを披露します。ななしぃです。

前置き(読み飛ばし可)

正直、本日の【あると嬉しい】編のランキングのほうが、セレクトに苦労した。あると嬉しいのと、そうでないものの境界線は非常に曖昧だ。
前回の必須級は、必要性が明白だったため決めるのが簡単だったが、今回は必要性の差が次の【慣れてから】編のランキングに入るであろうサプリメントよりも大きくないのだ。
それに、身も蓋もないことを言ってしまえば「全てのサプリメントはあったら嬉しいけど、なくても(基本ルルブさえあれば)遊べてしまう」のだ。
サプリメントはたかがDLC。されどDLC。
あったら嬉しいものは、あれば確実に嬉しいのだ。

前回よりも、今回は特にデータ面を基準として判断した。
サプリメントは使うからこそサプリメント。せっかく金を出して買うのならば、積極的にセッションで使えた方が良い。
というわけで、必須級ほどではなくとも、あると嬉しい。そんなダブルクロスのサプリメントの数々を紹介していこう。

【あると嬉しい】サプリメントランキング

1.　ヒューマンリレーション(HR)
2.　レネゲイドウォー(RW)
3.　バッドシティ(BC)
4.　パブリックエネミー(PE)

前回と同じく、上のほうが優先順位が高い。
また、前回のランキングで取り上げたサプリメント四冊全て所持していることを前提にしているため、未所持の人はそちらも参考にして欲しい。
今回もまた、個別に解説を挟もう。

1位『ヒューマンリレーション』

公式NPC(リプレイ出演PC含む)のプロフィールや口調、個別ストーリーに至るまで丁寧に描かれた一冊。
GMをする時にも便利だが、これに掲載されている追加エフェクトや追加Dロイス、アイテムなどがとにかく強い。
特に追加Dロイスが強力で、LMに掲載されていたワークス限定Dロイスと似たような効果を得られるものや後述のFH専用アイテムまで所持できるものなどがある！
また、それぞれのDロイスに応じた、キャラクターへのロイス(RECロイス)を所持していればさらに強い効果も得られる。
他のサプリメント(パブリックエネミー、ユニバーサルガーディアンなど)を所持していないと使用できないデータが若干あるのが心苦しいが、それを差し引いてもなお欲しいサプリメントである。
所感ではあるが、HR使用可能な卓がわりと多いのも利点だ。
加えて、掲載されているシナリオがとても面白い。自分がGMになって回すのも、誰かが回してくれるのに参加することもできる。
EA・LMに加えてこれがあるだけでかなり楽しめる、料理の味変スパイスみたいなサプリメントだ。

2位『レネゲイドウォー』

追加ステージ「レネゲイドウォー」に関するデータがメインディッシュのサプリメント。
しかし、その追加ステージでなくとも使える追加エフェクトのデータが強い。
制限なしエフェクト2つ、制限: 80%/100%/120%(侵蝕率) エフェクトがそれぞれ1つ、イージーエフェクトが1つの合計6つの新たなエフェクトが13シンドロームそれぞれに用意されている。
ちょくちょく癖が強いものの、高係数(たとえば[LV×4])の攻撃力をもたらすエフェクトや、効果にクリティカル値マイナスを含んだ強力な支援など、他サプリメントより明確に強くなれるエフェクトデータが豊富だ。
また、筆者はまだやったことがないがレネゲイドウォーステージを用いたサンプルシナリオが三本も入っている(キャンペーン運用を意図しているらしい)。
特定Dロイス用アイテムは通常ステージでも使える上こちらも強力なので、HRの次に手に入れるサプリメントに迷ったらオススメしたい。

3位『バッドシティ』

2020年1月現在、ダブルクロス3rdにおける最新のサプリメント。
なので電子書籍化されていないのが携行性的に不便(筆者はサプリメント電子書籍派)だと感じるが、データを基準に評価する以上、そんな些細なことは気にしない。
こちらもレネゲイドウォーと同じく追加ステージ「バッドシティ」をメインにしたサプリメントだが、これもまた強力なエフェクトに溢れている。
制限なしエフェクト2つ、リミットエフェクト(分からない人はEAを買おう)3つ、イージーエフェクト1つの合計6つのエフェクトがそれぞれのシンドロームに追加された。
このリミットエフェクトというものが特に強力で、様々な既存のエフェクトを更に強くすることが可能だ。
またカスタマイズアイテムといって、既に取得している自分のアイテムにさらなる効果を与えたり、若干のフレーバーを付与したりできるデータもある。
既に作ったキャラクターデータを更に強くしたい人にオススメしたい。
また、レネゲイドウォーと同様にバッドシティステージを用いたサンプルシナリオが3本も入っている。こちらもまたキャンペーンでの運用を推定されている。
ちなみに、あまりにも強いエフェクトが盛りだくさんなため私の周囲の人々はよく「脱法サプリバッドシティ」「バッドシティほしい！(5000兆円欲しい！のフォント)」などと発言していたりする。

4位『パブリックエネミー』

奇しくも最新のサプリメントのあとに、わりと昔のサプリメントを紹介することとなってしまった。
ダブルクロスの人気者春日恭二を初めとした、FH所属NPCが表紙を飾っている通り、パブリックエネミーにはFH所属キャラクターを作るのに必要な専用データが豊富だ。
ダブルクロスにおいて、シナリオによってはFH側のキャラクターで参加を求められるものもある。
無論、UGN側のキャラクターを要求するシナリオが主流ではあれど、追加ステージシナリオよりもFH所属キャラクターを使用するシナリオのほうが比較的遊ばれやすいように感じられる。
また、FH専用アイテムは購入判定で手に入れることが出来ない代わり、強力な効果のものが多い。
しかも、これをLM掲載のFH専用Dロイスのみならず、HRの追加Dロイスでも持ってこれるのだ。
PE限定のシナリオクラフト、ジャームとはなんたるかを記したジャームガイドなど、GMをする際に役立つツールも豊富だ。
また、これがあることでHR掲載のFHアイテムも実質解禁されるといえる。現に筆者もHRの後にPEを購入した。

次のサプリメントランキングは【慣れてから】編である。
しかし、慣れてから買うべきものでも、データ以外でわりと有用なポイントがある。次のランキングも、是非読んで欲しい。
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