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私の備忘録 朝日新聞の記事から

「中選挙区連記制」

元衆院議員田中秀征さんインタビュー記事より

元新党さきがけ代表代行、元衆院議員 田中秀征(たなかしゅうせい)さん

1940年生まれ。福山大学客員教授。83年に衆院旧長野1区で無所属で当選。自民の追加公認を受けたが、93年に離党。「小選挙区制の弊害」など著書多数。

「小選挙区制が元凶
 一党支配と世襲化
 声あげぬ自民議員」

「いま抜本改革の時
 新たな人材を生む
 中選挙区連記制を」

「私は『中選挙区連記制』がいいと思います。定数は3~5で、有権者は2人の候補に投票できる。ひとつの政党から複数の候補を同じ選挙区にたて、有権者は従来のように1人の候補を書くのでなく、2人の名前を書くことができます」

「日本は今、大きな変革期にあります。そこで必要なのは、構想力と志をもった優秀な人材です。」

「中選挙区連記制を導入して、時代を変える気概をもった政治家を生み出さなければ、早晩、日本はたちゆかなくなると思います。」

朝日新聞2024年7月12日
オピニオン&フォーラム
「政治の劣化 招いたのは」
インタビュー

私のメモ

中選挙区連記制の導入を訴える田中さんのインタビューを読んで感じた事。

確かに、新たな人材を議員として政界に送り出すためには、選挙制度を変える必要があると思う。

政治家は、どうあるべきかを訴えている。
「構想力と志をもった優秀な人材」
「時代を変える気概をもった政治家」
私はこれに共鳴する。

政府は女性国会議員を増やしていく方針を立てているが、たとえばクオータ制のように、一定数の女性の定数を設けるという選挙制度に変えれば、女性議員を増やすことは実際に可能だと思う。
それをしないのは、やはり、女性議員を増やしたくないためかと考えざるを得ない。

選挙制の問題もあるが、主権者である国民が自らの考えを深め、候補者を選び、投票をすること(または白票を投じること)が大切なのではないか。

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