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理論分析の限界点という件


エリオット波動理論、サイクル理論、ダウ理論、ギャン理論等々、、、。
相場における理論というものは様々ですね。
当然、相場に携わる者としてこれらを知らない人はいないでしょう。
その中でもエリオット波動は最もメジャーなモノの1つですね。

さて表題の件についてです。

エリオット波動然り、ここ数年で流行っているサイクル理論然り、これらの〇〇理論と呼ばれる分析方法にはイレギュラーがあります。
エリオットではエクステンション、サイクルでは延長や短縮など。
いずれもチャートが形成された後でなければ分からないことですね。

勿論、全てをオールマイティにこなせるモノは存在しないと思いますが、
「時間が経過しなければイレギュラーかどうか判断がつかない」
これが一番の問題点であり、解消しなければいけない難題です。

私の考えで大変恐縮なのですが、
トレードを行う上で不確実なことは未来の値動きだけでいい
普段からこういう考えでトレードを行っています。
価格がこの先どう動くか考えるだけ無駄ということですね。

勿論、環境認識を行い、上に行きやすいか、下に行きやすいか考えることはとても重要なことです。
環境認識なくしてトレードは行えませんから。
しかし、未来の事など神でもない私共には分かろうはずもありません。
もし未来の動きが読める!というあなたはトレードなんぞやめて占い師になることをお勧めします。
巨万の富を築けるでしょう。

いやいや、じゃあどうやってトレードするんだよ。
そう思いましたか?
私が考えるトレード方法というものは、
統計を取り、反発しやすい動きを知る。
そしてそれをエッジとして建値の足掛かりとしトレードを行う。
同じエッジを拾うわけですからイレギュラーもない。

これが出来れば建値も利食いも損切りも全て同様の考えでトレードを行うことが出来ます。

今どうなっているのか
これが最も大切なことです。

そもそもテクニカル分析は統計学です。
全く同じ相場はありませんが、それに近い動きの繰り返しです。
それこそ寄せては返す波のように。

同じエッジを拾い淡々と建値を行う。
その先の値動きは神のみぞ知る。
その後はルールに従い淡々と利食いや損切りを行う。
これ以外に相場で生き残る術を私は知りません。

欧米のワークス達の間では
エリオット読みの、FX知らず
こういう言葉すらあるようです。


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