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他ならぬnoteを始めるワケ

何者かになりたかった。

数年間ずっとその想いはあったけれど何も出来ずにいた。


その想いが噴出したのが産休、育休に入ってから。

私の場合、子どもの世話で忙しさはあるものの、会社勤めの時よりは

圧倒的に自由な時間が増えた。

この自由な時間で、私の憧れる方々が皆、発信者側であることに気づき

「私も何か発信しよう!」

と思いつき、某ブログサイトでブログを始めた。


初めてのブログで意気揚々と始めたものの何かしっくりこない。

ランキングどころか、アクセス数も上がらず。

「こんなん、やってる意味なんてあるんだろうか。」

そう思うことが多かった。


まずはやり続けることが大事。

分かってはいる。

だから何度も立ち止まっては気持ちを入れ直し

私なりに書いてきた。

でも何だか、書くことが義務のように思えてきてしまっていた。

あまり「楽しい」とは言えなかった。


そんな時、旦那に相談してみたところnoteを薦めてくれた。

noteはプロ奢ラレヤーさんの記事でチラッと聞いたことがある程度だった。


「noteってどんな感じかな。」

実際に覗いてみたら、他のブログサイトと様子が違った。


結論から言うと、「本気で書き手(クリエイター)のためを想ってくれている。」と感じるものだった。

「ココでブログ書いてみたい!!」と素直に思えた。


この記事を読んでくださっているということは

すでにnoteのユーザーさんかと思うので

私が説明するまでもないかと思うけれど

初めての方向けのいわゆるトリセツ「noteのはじめかた」では

技術面の指南ではなく、「創作活動でもっとも大事なこと」という

もっと根本的な話から始まる。


何よりも優先していただきたいポイントが2つ
・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること


こんなこと伝えてくれるサイトってこれまであったかな?

これでぐっと心をつかまれた。


もっとnoteを知りたくて記事を色々読んでみた。

下記の2本の記事に完全にもってかれた。


ピースオブケイク代表の加藤さんの記事

noteが5周年をむかえました。

とはいえ、そんなに大げさな話ではありません。書籍や映像のようなわかりやすい創作物だけでなく、もっと普通に、noteに自分の考えをまとめる、でもいいし、ちょっとおいしい朝ごはんをつくる、とか、近所を歩いてみる、とか、友達と桜を見に行く、とかも立派な創作だとぼくは思います。
そしてそれを、楽しく「続ける」ことができたら、それはもう「幸福に生きる」こととほとんどいっしょですよね。
noteは、そんな場所になりたい。そういう気持ちで「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションを定めて、運営しています。


何かを発信したいと始めたブログだったけれど

どこかしっくり来ず「このままでいいのかな。」と不安だった。

そこに

「大丈夫!それも立派な創作ですよ!その調子で楽しんで自由にやってください!」

そう優しく背中を押された気持ちになった。


そしてもう一つ。

ピースオブケイク徳力さんの記事

私たちは、いつから自分のことをクリエイターではないと決めつけるようになったのだろう

こうやってnoteに文字を書いている人は、その内容が小説だろうがエッセイだろうが、私みたいな単なるニュースの感想だろうが、少なくとも文章を生み出しているわけで、十分「創作活動」の一種。
自分で自分をクリエイターだと思えないと、自然とそういった創作活動をすることも少なくなっていきがちです。


これを読んだ時、なんだかとても泣けてきて。

その時に気づいた。

「あぁ、私、クリエイターになりたかったんだ。

私なんかがクリエイターだなんておこがましい。

無意識のうちにそう思っていた。


私はクリエイター

そう思うことを許される場でブログを書きたいと思った。

とどのつまり、noteでなくても

自分さえ「私はクリエイター」と思ってブログを書ければ

どこのブログサイトでも良いのかもしれないけれど

それを気づかせてくれた方達、

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」

をビジョンに掲げた方達と一緒に創作したいよね。


そんなことで、noteでブログを始めることになりました。

正直、今とてもワクワクしています。

どうぞよろしくお願いします。


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