見出し画像

2年前のレイプ被害の話と後遺症









‪私は15歳の時に旅行先で性被害に遭いました。

2018 8/18
夏休みに友達の2人で東京旅行にきていてその時は韓国ブームで私も興味があり新大久保のホテルに泊まってました。折角旅行に来たから少しでも色んな場所を知りたいという好奇心で私は暇だったので友達が寝ている間に深夜2時頃に1人で散歩していました。道沿いにあったドン・キホーテに行き何も買わないで出るのはダメだと思って、その時携帯画面が割れていたので携帯のフィルムを買い帰ろうとしていました、帰り道は地元の友達と電話しながら帰っていました。
すると1人の自転車に乗った金髪男性が話しかけてきて今までのように断ったけどその人はすごくしつこくて1杯でもいいから10分でも…と、その時は友達との電話はきっていました。
それもずっと断って30分くらい経ちましたさすがにしんどくてもう友達待ってるんで帰りますって言って戻ろうとするとその人は自転車に乗ってわたしのホテルまで着いてこようとします。
ただのナンパでしたが、その時は付き纏ってくるのでは無いかと思ってさすがに宿泊先がバレたら友達にも迷惑かける、やばいと思って同士しようかと考えました。その時は財布と携帯とレジ袋を持っていました。
宿泊先には戻らずわたしが拒否し続けているとその人は急に、私の手から携帯を奪って自転車にのって走って言ってしまいました。買い換えたばかりって言うのもあってお母さんに怒られるし、連絡のことや色々と警察の場所も知らないし、その時はもう携帯のことしか頭になくて急いで追いかけました。
大分遠くまでいって東京に詳しくなく歌舞伎町というとこがホテル街なんて知りませんでした。
あるホテルの前までくると自転車から男が降りてホテルに入ろうとしました、私は必死に大声で返してくださいと叫びました相手は1杯飲んだら携帯返すといいます。
私は絶対嫌だったので大声で周りの通行人に助けてって何度も叫んで、夏休みで人通りも多く周りにはホストなどの人が沢山いたけど誰一人として見て見ぬふりをしていきました。悔しくって涙が止まらなくてお願いします、と何度も相手に言い続けて、そんなの聞いてくれるはずもなく、相手はグズグズしてる私に怒って暴言を吐きながら私の腕を引っ張って無理やりホテルに連れ込みました。
フロントに受付の人が2人いて何度も助けて下さいと泣きながら行ったのですがスルーされ、もう入ってしまって終わったと思った私は1杯飲んで絶対帰ってやると思いながら3階の部屋までついていました。
部屋に入ってからは普通に優しく接してくれて単純な私は本当に返してくれるんだ、と思い込んでいました。
そして缶酎ハイを渡され一気ーと言われて、私が少しずつ飲んでいたら缶を抑えられ1杯無理やり飲み終わりました。
飲んだからもう帰りますね。、といって携帯と財布を机からとってソファを立ち上がろうとすると、は?返すわけねーじゃんと言われて腕を引っ張られて体を掲げられてベッドに落とされました。
そのまま馬乗りになってきてほんと馬鹿だななど沢山の暴言を吐かれたあとに服を全部脱がされて無理やり挿入されました。
ずっと泣きながら抵抗していた私に相手は怒り気持ちいって言えよ何度も髪を引っ張られました。
言わないで無視してると今度は首を両手で押さえつけられ言わねーなら一生声出せないようにしてやると思いっきり締められ、怖くなってごめんなさいと何度も謝って機嫌をとりました。
フェらしろと言われ頭を無理やり押さえつけられ何度も吐きそうになりながらさせられました。
気を失って数時間経って目を開けると相手は疲れたのかいつの間にか寝ていて、私は今しかないと思いベッドを静かに抜けて携帯と財布をとり服も着ないまま逃げようとしました、携帯にはさっきまで電話していた友達からの着信が沢山来ていてすぐに出ました。
けど扉を開けた時に音がなって相手が置きました、焦って急いでドアを開けて走ってエレベーターに乗ろうと思いボタンを連打したけど3かいってこともあって来る前に相手が追いかけてきて私の髪を掴んで引っ張り戻しました。
戻れると思ってるの?などといろいろ言っていましたが私は戻されることの恐怖でずっと謝りながら泣き叫びいろんな部屋のドアを掴んだり、壁を掴んで抵抗したのですが無駄でした。電話繋がってるのがバレて通話を切られ部屋に連れ戻されるとまたベッドに投げられ再び暴言をはかれます。
わたしは擽られることが嫌いで相手が私の肌を触った時擽ったい動作をしてしまって相手は面白がってくすぐられ続けると笑い死んじゃうらしいよ〜?といって約1時間ほどくすぐられ続けました。擽られるのが本当にしんどくて叫びすぎてもうほぼ声は出なかったです。
私は疲れて記憶が戻ったときには相手がまた寝ていてもう一度逃げようとしました、ベッドを降りた瞬間腕を掴まれて、寝るわけないじゃん馬鹿か、といわれまた戻されます。相手はすごく怒っていて首を思い切り噛んだりして来て、無理やり挿入して来ました。
そしてわたしも抵抗する力も声も出なくなり最後に中出しされてその時には意識飛んで起きたのはひるの12じでした小銭のぶつかる音が聞こえて薄ら目を覚まし中だしされてることに気づいてどうしようと絶望していたら相手は私が起きたことに気づきました。夜の態度とは一変して何故かあ、起きたの、風呂入る?と優しく接してきました、私はその優しさに安心してしまって入りたいですといってお風呂に入ることにしました、ベッドを出るとソファに置いたはずの財布が無くてどこを見てもありませんでした、財布知りませんか?というとえー知らない探しとくから入ってきなと言われて私はお風呂に入りました、出ると、財布あった!といってソファのしたにあったと言います。けどソファーは足がないタイプで下にはいるはずがありません。
ありがとうといい財布を預かると中身はカード以外お札小銭全部が抜き取られていました。お金とりました?ときくとは?なんで俺?と怒り気味にいいます。
でもあなたしかいないですよ、というと俺の事疑ってんの?と怒りました。
これ以上期限を悪くしたら今度こそ終わりだと思いごめんなさいと謝りました。
あいてはお腹すいたと言ってピザを頼みました私は食欲なんてなかったので要らないといい、友達に今日行けなくなった、と連絡したいし、位置情報アプリもあるから探しに来るかもしれないし、フィルム買ったから変えたいから携帯使わせてくださいとダメ元でいうと相手はすんなりいいよ、といってきました、すぐさま携帯を開いてその時のじゅうでんは沢山の不在着信のせいか3パーしかなくて焦って一緒に来ていた友達に電話に出れない、と送りました。
充電器って借りれませんか?と聞いて相手はフロントにアイホンの充電器借りようと電話をしたフリをしてなかったと言いました。
唯一の助けを呼べるのが携帯しかなかったので、フィルムを付け替えながら急いでメニュー表に書かれたホテルの名前と自分の今いる部屋番号を見つけてLINEで送りました。送ってすぐ充電は0になりもう終わった、私はこいつに一生監禁されて過ごさなくては行けないんだと確信しました。

30分くらいピザが来るのをまっていてその間は期限を損ねないように話をしていました。
私が抵抗することをやめてからはこれからはずっと一緒にいれるね、俺が養ってあげるよ、幸せにしてあげるから友達とライブ行かなくてよかったねーなどといってました。
でもこのホテルに一生留まることはないと思ってホテルを出た瞬間にどう逃げようか、昼だったら助けてくれる人はいるんじゃないかなどをずっと考えていました。
そしてインターホンがなってピザが届きました。
相手はすぐドアを開けてピザを受け通ろうとしたら後ろには警察の方がいてその場で押さえつけられていました。
その後も相手は怒った口調で私に向かって沢山暴言を吐いてました。
わたしは助かったんだ、と思いけどまだ目の前には犯人がいて怖くて警察の方がきてからは一度も前を見れませんでした。
相手は抑えられたまま、私が先にホテルをでました。夏休みの昼の歌舞伎町は人がたくさんいて、数人が現場でずっと見ていて、通行人もパトカーへ乗り込む自分を見て憐れんでるように見えてすごく怖くなりました。

その時女の警察官の人をみて私は安心と恐怖からの解放で涙が止まらなかったです。
その女性の警察官の人は取り調べの最後まで私に寄り添ってくれました。今でもあの人は忘れません。
私もパトカーに乗り署に着いてからもずっと泣いていました。
それから警察の方とすぐに病院に向かって検査とピルを貰いました。
産婦人科に男性と女性の警察官の方と一緒に待合にいて、そこでも恐ろしいほどの視線に恐怖を覚えました。
署に戻ると待機室に連れて行かれ、親が新幹線ですぐに来ていていました。わたしは申し訳なさとこんな目にあった自分の醜さ恥ずかしさに悔しくて泣くこともできず一言も言葉を発せませんでした。
1時間くらい親と時間をすごしたのですが、窃盗とかの事件ならまだしも、レイプという内容で恥ずかしさでその場から本当に逃げ出したくて、親に知られるくらいなら死んでしまいたい、あのまま監禁されて行方不明になってればよかったという気持ちでいっぱいでした。
それからは夜の1時くらいまでずっと事情聴取で現場にいって話しかけられた場所からホテルまで写真を細かいところまで撮っていき戻ってからはホテルからの出来事を全部話して思い出すから話すのも辛かったです。書類にサインなど疲れていてウトウトしながらも全て事情聴取がおわりました。
その日はホテルに泊まり次の日の朝には親も仕事でしたので実家へもどりました。 
家に帰ったら誰とも話すことも話しかけられることもなく部屋に篭りました。

何も食べられなくて朝の日差しと近所の人の話し声がとても怖く感じてずっとカーテンも開けれませんでした。
夏休みが終わっても学校にもいけずに家にいました。
その日から数週間後に、また事情聴取の延長で親と東京に行くことになりました。
学校の友達になんで来ないの?と言われて東京いかんといけなくなった、というといいな〜ずるい。お土産まってるなど言われてこっちは行きたくて言ってるんじゃない、観光できないただの裁判に向けてのことなのに。
ととても辛かった。ひとが怖くなり誰とも話せなくなり私の高校生活は4ヶ月で終わりました。レイプされた事が割と知り合いに広まっていて久しぶりにあった人からは気持ちよかった?相手いけめん?などと無神経な言葉をたくさん言われとても悲しかっです。けど、自分の弱い姿を見せて場の空気を悪くするのが嫌で、私は笑って誤魔化していました。
気持ちいわけが無い、全く知らない他人に無理やりおかされて場所もわからないホテルに監禁されてただただ痛い、怖い、気持ち悪い、死んだ方がマシでしか無かったのに。
約15時間の監禁、中出し、逃げようとして髪を引っ張られ首絞め暴力脅迫など、すごい怖い思いをしました。
頑張ってバイトで貯めたお金も全部抜き取られて。私がお金抜きとるとこ直接見たわけじゃないからそこはどうにも出来ないと言われ、悔しくて、絶対そんなやつをまた街にはなしたくなかったから示談も拒否して結局被害に遭った私は一銭も貰わなかったしその月は旅行に引き出してしまって3000しか無かったし、通行人に見て見ぬふりをされたことに人間不信にもなり、知らない男性に対してすごく恐怖心を持つようになって、私の弁護士に着いてくれた男の人も怖くてずっと避け気味に接してしまって結局全て親に任せてしまい一言も言葉を交わすことはありませんでした。その弁護士さんは私みたいなひとのことを、よく分かってくれていて他にも同じような状況の人はいるから大丈夫だよなど言ってくれました。
けど、異性が全員恐怖に感じて何もかも嫌に感じて全日の学校は退学してしまい、その時付き合ってた彼氏にその出来事を言ったら、強姦されたことに対して酷い言葉を言われて別れました。慰めてくれると期待していた私が馬鹿でした。
それから2週間程ずっと自宅に籠って寝ていて、カウンセリングなども行きませんでした。
私のせいでお姉ちゃんの旅行も行かせてくれなくなって申し訳なさで家族にとって私は迷惑な存在だと思い込んでいてリビングにも行けなくなりお母さん以外誰とも合わず話せなくなっていました。
けど、さすがにこのままじゃ学校も行かずにただ家に引きこもっているだけの邪魔な存在で、バイトも1ヶ月間のシフトが出されていてずっと休みをもらっていたので迷惑ばかりだと思ってバイトに復帰したけど、レジの接客業だったから犯人に少しでも似た人が来ると声が出なくなったり震えが止まらなかったり過呼吸気味になったり倒れかけたりしてなかなか元のようには働けなくなっていました、けど理解してくれてる周りの友達や同じ職場の人が支えていてくれてレジから厨房に変えてくれたりしてなんとか続けることは出来たし、来年には新しく自分を変えようと通信制だけど学校にも通うことが出来ました。
辛いかもしれんけどそのままじゃダメ。と言って元々美容が好きだった私に理容院のバイトを紹介してくれました。最初は接客業に紹介するとかバカにしてるのかとも思いました。
けど接客をすることによって人との距離感を完全にではありませんがだんだん元に戻すことができました。
好きな人とするキスもあの事があってからは嫌になってしまって躊躇ってしまいます。触られたりするのが怖いと思ってしまう事もあっていつも申し訳なさや罪悪感でいっぱいになります。
付き合ってもみんな結局は性欲を満たしたいだけ、と思い込んでしまってすぐに別れてしまいます。
だけど、この辛さと寂しさを埋めるために恋人でもない人と寝る。行動は矛盾してるって自分でも思うけど、その時でなら汚れてしまった身体でも求めてくれてる。そんなことを繰り返してました。
今でも何度もこの出来事は思い出すしこの先一生忘れることは絶対にありません。いまでも異性と話すのも苦手だし、こんな恐ろしいことはもう絶対されたくない。
あのあと犯人が起訴されたのかも分かりません。
慰謝料などのことも分からないし、聞きたいけど掘り返したくないってのもあるし親には聞づらい内容なのでずっと知らないまま教えてもくれません。もしかしたらいまはもう普通に暮らしているのかもしれないし、また遭遇してしまったらどうしよう、という恐怖はいまでもきえないです。
あのとき充電がゼロだったら、もし携帯のフィルムを買っていなかったら今は普通に生きられてなかったかもしれない、と想像すると本当に恐怖で自分は運が良かったのだと思います。

その犯人には前科があったと聞きました。
もうやりませんは口頭だけ、結局社会に戻ったら本能に負けてまた犯罪を犯す。1度じゃ終わらない何度も繰り返すんです。
これは弁護士さんが言っていた言葉です。

最初はこのことを知って引かれるのではないか、自分の無知さに馬鹿にされるのでは無いかと怖くてなかなか誰にも言ってきませんでした。
慰めなどは求めていません、今はただこういう事が実際起きているから本当に気をつけて欲しいということが伝えたかったので文章にして載せました。
私より辛い思いを経験したりしてる人なんて何人もいるし、この話を読んで、それだけで何自分可愛そうぶってるの?って思う方もいるかもしれません。
けど、どんなに小さな出来事でもその人にとってはとても辛くて忘れられないようなことです。一度心につけられた傷は消えることはありません。

この出来事があってからは、自分がされたから助けを求めてる人がいて見て見ぬふりをするんじゃなくて、一声掛けてあげるって決めたし このことも公開しようとも思っていなかったけどもう二度と私みたいな思いをする人が出ないで欲しいと心から思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?