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【クロアチア】 イストラ半島の小さな港街とトリュフ料理

今日はどこを切り取っても絵になる素敵な小さな港街「ロヴィニ」のこと。
約500年間にわたりヴェネチア共和国に支配されていた歴史を持ち、クロアチアの他の地域とは雰囲気が異なっていました。観光シーズンであれば、ヴェネチアからフェリーで2時間半で訪れることができます。

そして美食の地ともいわれるイストラ半島、内陸はトリュフの名産地としても有名で「モトヴン」で食べたトリュフリゾットと合わせて綴っています。

建物の隙間から見える海


イストラ半島の小さな港街「ロヴィニ」

特に有名な観光地がある場所ではなく、石畳の狭い路地が入り組んでいる旧市街を散策したり、美味しいものを食べて黄昏時を楽しむような旅にオススメな場所です。

海に浮かんでいるようなロヴィニの街
路地のお店がオープン
映画のワンシーンを覗いているみたい


◎ Heritage Hotel Angelo d’Oro(ヘリテージ・ホテル・アンジェロ・ドロ)

宿泊は歴史的な街の中心に位置している17世紀の旧司教邸を利用したホテルを選びました。旧市街は歩行者専用エリアなので事前に連絡して駐車場までカートで迎えにきてもらいました。

ホテルの入り口

カートで風を切りながらホテルの入り口に到着。海風が気持ちよかったです。

ドアを開けて入ってみると素敵なレセプション
本格的なお味のカプチーノ

少し早めに到着してしまったのですが、もう少しで準備できるからとウェルカムドリンクを入れてもらいました。

予約時からやりとりをしてくれていた方がとても親切で、ホテル内のことや街のお店のこと(あそこの両替所は評判が悪いので気をつけてなど)フレンドリーに教えてくれました。話しやすい方がいるだけでホッとします。

部屋はこの階段を上がって4階
中庭が見える部屋に

部屋は落ち着いたインテリアで清潔感がありました。
バスタブはないですが、広いシャワーブースとしっかり圧の効いたシャワーがとても気持ちよくて疲れがとれました。
階段のみなので、希望があれば事前にリクエストされたほうが良さそうです。

部屋の窓から見える中庭
中庭の前のコーナー大好きな雰囲気
朝からこんなに豪華!

特筆すべきはこの朝食ビュッフェ。サーモン、ハムにチーズ、ソテーにケーキ、何から何まで揃っていてここまで豪華で、しかもとても美味しい!他の宿泊客の方もワオーと驚いてる様子でした。

壁には半島の地図に名産物が書かれてる
フレッシュサーモンにサラダにチーズ
朝から欲張ってしまう
イストラ半島はオリーブオイルも美味しい


◎ Puntulina(プントゥリナ)

ホテルの方に聞いて海辺の絶景レストランに行ってきました。(シーズンオフだったため、早めの時間に入れてもらうことができました)

これもまた映画のワンシーンのよう
鱈を使った前菜
何かの記念日みたいなロケーション
タコのサラダ美味しかったです!
こちらもシーフード、シンプルな味付け
こんな感じで崖に立ってます


龍脈が交差する天空の街「モトヴン」

小高い丘の上に築かれた中世の街、モトヴンは龍脈(大地を流れる気のルート)が交差すると古くから言い伝えられているそう。
早朝は丘周辺が霧に包まれる幻想的な写真を見ていたので、余裕があればこの街にも泊まってみたかったです。

葡萄畑の向こうに見えるのがモトヴン
丘の下の駐車場に止めて登って行きます!
丘の途中からの景色
16世紀に建てられた塔の門をくぐり抜け
絶景が広がっていました


◎ Konoba Mondo(コノバ・モンド)

小道を登ってきてしまったので少し迷い危うく違うお店に入ることころでした、、

ミントグリーンが目印
前菜にトリュフペースト
ビーフ・カルパチョにもしゃりしゃりトリュフスライス
チーズとトリュフの香りが絶妙

今までトリュフオイルをちょっと味見した程度なので、くせがあったらどうしようと口に入れてみると「人生で一番美味しい!」と飛び跳ねそうになりました。
テラス席の向かいに座っていたご夫婦からも美味しいでしょ、と言わんばかりの微笑みをもらいました。

美味しいものは人を幸せにするというのは世界共通ですね。
(思い出も合わさって一生涯忘れられないリゾットになると思います…)
澄んだ空気も心地よくて次回は宿泊かねて訪れられたらいいな。

モトヴンの周辺にはトリュフハンターが住んでいるそうで、事前予約をすると犬と一緒にトリュフ狩りもできるそうです。(森では秋から冬にかけてが希少な白トリュフ、一年を通して黒トリュフがとれる)


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