04 "ボトルジョージ"チームで勝つ
こんにちは!!!
株式会社CHIMNEYTOWN 7期インターン生の
たけだななと申します!!
さて!!!🔥
先日はボトルジョージの会議が
zoomにて行われました!!✨
今回の時間で私が最も感じたのは
確実に勝ちにいくチームの雰囲気です
作品の改善が行われるたびに
チーム全体で目標と方向性を
確認し合うボトルジョージチーム
その緻密なディスカッションは
チームで覚悟を持って戦うために
必要なプロセス
そんなことを私自身気づけた会議でした
こうやってチームを作って、
チームで勝つ作品を作るのか…と!
私が思っていた"チーム"の概念が
まるっきり変わりました
今日はそんな現場を
お伝えできたらと思います😊
チームで勝つ
(1) 話し合い慣れているチーム
今回も絵コンテを繋げて、音楽をつけて、音(セリフはないが声はある)をつけた映像をチーム全員が確認します
完成予定の映像に近い形で確認することができるので、ストーリーの流れ、見せ方を細部まで確認していきます
#今回の映像は素人の私でもぞわっとしました!😭✨
こま撮りに限らずアニメーションは
1シーン1シーンが複雑に絡み合っているので
1シーンでも変更があると
他のシーンが機能しない場合があります
だからこそ作品の内容が変わった際には
このように実際に繋ぎ合わせた映像を作り
ディスカッションが必ず行われています
私は今年2月から会議に入らせていただいてますが、ボトルジョージのチームはすでに2年間共に走っています
だからこそ思ったことや感じたことは
ありのままに伝え慣れているチームでした
こうやって話し合い慣れているチームだから
丁寧に届ける作品が生まれるのだと感じました
#勝ちに行くチームの姿勢
(2)覚悟を持つための話し合い
ボトルジョージの現場は
「表現のプロ」が集まっているので
1シーンに対してもあらゆる角度から
「表現方法」の提案があります
会議ではよく「こうやって表現したい!」という言葉が出ていて、
例えば…
実際に人形を動かしていくアニメーターさんならば「こういう動きを見せたい」という表現になりますし
脚本に関わっている方々は「キャラクターたちにこうやって演技をさせたい」という表現が生まれてきますし
はたまた照明さんと関わっている現場スタッフさんは「光での演出で変化を見せたい」というアイデアが出てきます
1シーンに対してこんなにも幅広いアイデア…!💡
ただこれは決して、とっ散らかっているわけではなくて、1つの議題に対して深く前に進んでいる感じがしたんです
「あぁ確かに…!」とお互いに思っている上で
#リスペクトしている上で
さらに洗練されたアイデアが
次々に出ているイメージです!🤔
表現のプロとして軸は持ちつつも
柔軟に絡み合わせていく作業が
この話し合いでは行われていました
なのでどんどんとゴールが
"確実に"見えてきていて
チームにとって作品にとって
優先されるものがブラッシュアップされます🔥
(3)どのくらい理解してもらうか
この話し合いで行われているのは
チームのゴールを見るためであり
それは同時に、いやそれ以上に
ボトルジョージを観てくださる方々にとっての
「終わり方」を見つける作業でもあります
作品にとっての優先度というのは
はじめてこの作品に触れた時に
「どこまで分かってもらうか」がライン!
1回観て作品の全貌が見える場合を"100%"と仮定すると
2.3回観ていただいたときにこそ感じていただける価値を作った場合、作品の初回の理解度は60%くらいにとどめなければなりません
何回も見てしまう作品や何回か見て気付ける作品ってありますよね!そんなイメージです!
だからこそ作品の優先度を決めていく必要があって、「1回でこれを分かってもらえなければ、負け!」と思うくらい覚悟を決めてラインをひきます
そうでないと伝えたいものがあふれて
前に進めないからです
現場ではこんな丁寧で本気な話し合いがされており、それは全て「勝ちにいくため」です
このボトルジョージという作品は、"親子"や"依存症"という簡単ではないテーマを持っています
さらに、"非言語"での挑戦
もうこれだけでもボトルジョージチームが
「今」この作品を作る意味と覚悟を
どれだけ持っているか見えてくるかと思います
そんな現場をこれからも
スタッフたけだがお届けしていきます!
#私にできること
本日も読んでくださって
ありがとうございました!
2023.04.30 たけだなな
わたしは美味しいビールを飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです