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今年のSpotifyWrapped(ついでに1年振り返っちゃおう)

毎年地味に楽しみにしているSpotifyのWrappedが出たので、ミュージカルオタクらしく完全に自己満足で今年の個人的ブームを振り返るだけです。
温かい目でみてもらえれば、、、。

ちなみに比較対象として昨年・一昨年はこんな感じです。

2021年
2022年

過去のものを振り返ると何にハマっていたのかよくわかる笑笑



さて今年のはこんな感じでした!どどん!


さて、今年の個人的ミュージカルビッグイベントはNY観劇旅行と怒涛のMRだったわけですが。まぁ、顕著にその影響が出たという感じ。
ここから各楽曲の思い出と好きなところを語っていきます。

まず1位のサンセット大通り
きっかけ自体は昨年末のホリプロ忘年会こと「Gift For You」で松下優也さんの歌唱がとっても素敵でハマりました。(実は2020年度のチケット取っていたんですよねぇ。遠い目)
ドラマチックでミステリアスで色っぽくて、”THE 大人”なミュージカルソングなので、とってもお気に入りです。イントロもラストも洒落ているのがたまらん。
しっとりじっくり楽曲のお洒落さに浸り、歌唱を堪能するのが大学の通学時やバイト帰りにノスタルジックな気分になるのにうってつけでずっと聴いていたのが一位になった理由かなぁと思います。

同じくALWで、同じコンサートで推し様の小野田龍之介さんが歌っていた「Til I Hear You Sing」も聴いていたつもりなんですが、バージョンが多いのと、ちょっと重すぎたのがランクインしなかったのかなという個人的考察。

そして、第二位がThis Is Not Over Yet
そもそもPARADEの観劇はプレビューってものが初めてだったし、テーマが難しい作品を理解できたという自分自身の英語力の成長を感じたのと、ミュージカルオタクとしてニューヨークのオタクや文化人達と同じスピード感で感動して観劇できている感覚が、心の底から嬉しかったという思い出の作品です。
図々しいですが、自分の人生を変えたというよりは自分自身の成長を感じた作品といった感じです。

この楽曲は主人公たちの I Wish ソングなだけあり、その後の悲劇を知っていても彼らの強い決意が心を震わせるのと同時に、彼らのような人を助けられる弁護士を目指したいという個人的な感情が上乗せされて、この曲をきくと「よし、勉強頑張ろう!」「今日も頑張ろう!」とパワーがみなぎる楽曲。
嫌なことがあっても、いいことがあってもいつもパワーを貰っていました。
個人的には誠に勝手ながら今年の相棒的な存在。
音楽から得ることのできるパワーって凄まじいものだなぁと実感しました。


そしてお次が「El Tango De Roxanne」
MR期間とMRロスの期間は基本毎日聴いていました。
まぁこれに関してはシンプルに好き。大好き。

ドキドキする三角関係、クリスチャンのドクドクと湧き上がる嫉妬、彼の妄想の中であるからこそのサティーンの冷たい表情とセリフ。
聴いているだけで照明、振付、衣装が目の前に浮かび上がっていき、パフォーマンスが繰り広げられていく。

嗚呼、好き。嗚呼、大好き。

改めて再演が楽しみ。大好きな作品です。


4番目は I Kissed A Girl / & Juliet
元々の楽曲はKaty Perryのもの、役柄に合わせて一部歌詞が変更されていますが、これに関してはアレンジが秀逸!!!
オリジナルでは、もう少しカジュアルにちょっと危険な香りのするギャル的な楽曲なのですが、劇中では私のお気に入りキャラクターのメイとフランソワの恋心と動揺を絶妙なタッチで描いていて。

そもそも&JulietはZ世代の私にとっては完璧で、家父長制とかジェンダー平等に関して、言いたいこと言ってくれるのに下品ではなく、スッキリまとめていて、本当に気持ちがいい!
それでいて、決して怒りに満ちているのではなくて、ハッピーなエネルギーでお話が進んでいくので、どのキャラクターに対しても否定することはない姿勢が、劇場全体を大きな愛で包み込んでいるように感じます。

簡単にいうとミュージカル版シェイクスピア系BARBIEみたいな感じ。
日本ではなかなか上演が難しいと思いますが、もしできるならやってほしい。
この作品には号泣する人が多いんじゃないかなと思います。


そして最後の5番目は When I Drive / Bonnie & Clyde
いやー、ボニクラっていいですよね!(圧)
決して、王道ではないかもしれないけど。

劇場という閉鎖空間だからこそできる犯罪者たちの思考に寄せながら応援してしまうあの現象!彩られる楽曲も全てが洒落ていて粋。

ボニクラファンとして、もちろん今年の宝塚雪組公演は配信で観たのですが、トップスター彩風咲奈さんのかっこよさに寄せすぎた演出のせいか。
犯罪者たちに思考を寄せる前に「かっこいいなぁ」と言った感想が邪魔をしてしまったため、「ボニクラ」を堪能できなかったのが消化不良。
歌唱もテクニックまみれの楽曲には微妙に物足りなくて、、、。

日本が難しいならロンドンなど海外で見たいのですが、ロンドンの昨年も今年もタイミングがまるであわず。
いつか見たい作品ぶっちぎりのナンバーワンなのですが、観られる日がくるのでしょうか、、、?ひとまず、映画「俺たちに明日はない」でも観て我慢します。笑


ちなみに話題のメッセージはALWからきました!
メッセージを聞きながら、そういえばファントムもクローズし、BadCinderellaも酷評のまま早々にクローズした今、BWには彼の作品ないんだったと思い出したり、、。
日本ではロングランでなくても定期的にやっているからこそ改めてびっくりしました。


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