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夜は短し、恋せよ乙女。

4か月の短い恋が終わってしまいました。


月9の恋かっというくらいキラキラしたことを
昼ドラかっというくらいドロドロの関係の中でしていました。

何事も染まりやすいわたし、感性が近い彼になら染まってしまってもいいと初めて思った。

だって彼の好きなものは出会っていなかっただけで、私も好きになるはずのものだったから。

それくらい、同じ景色を見て、同じことを感じることができる人だった。

言わずもがな、私の心の不安定さを感じ取ることができる
繊細な人だった。
彼のまっすぐな言葉が心の核によく触れて、よく泣いた。

「自分を傷つける人とは一緒にいない」
前回の恋での教訓、だったはずなのに。

彼の優しい言葉が私のこころには痛かった。
あからさまに攻撃的な言葉をかける人の方がどれほどわかりやすくて楽だっただろう。

彼と一緒に過ごす時間は本当に幸せでふわふわしていたから
現実をよく忘れた。

二人とも向き合わなきゃいけないことから逃げて、心に素直に生きていた。

でも結局、朝が来たら私たちが生きるのは現実で…
だから一緒にいる幸せな時間より、一緒にいなくて、彼が何を考えているのかわからない不安な時間が多かった。

「優しい」の言葉ひとつでまとめてしまうにはあまりにも誰かにたいして優しすぎる人だった。それが一番好きで一番嫌いなところだった。


当分は恋はよそうと思う。 

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