見出し画像

Fujifilmのカメラを選んだ理由

こんにちは、Tetsu.Iです。
今日は昨年から使い始めたFujifilmのカメラについて。何が魅力で乗り換えを検討したのか。
ちなみに最新機種の話はありませんので、そういうのが好きな方は読まなくてもいいと思います。



きっかけは自身の周りのFujiユーザー

画像1

私はFujiのカメラを手にするまではSonyユーザーでした。(今でも手元にはあります)
「映画のワンシーンのような写真を撮りたい」と思うようになってから自然で薄めの色味が欲しくてそのように現像をしていたのですが、当時はカメラで
“Raw撮り→Macに移動→Lrで現像→Nik collection(主にAnalog Efex Pro)でフィルム風加工→枠をつける”
などの加工をしていたため、1枚にかける時間が多すぎて整理もろくにできない状況が日に日に悪化していきました。
Rawなのでデータ蓄積量も半端ないし、なんとか現像を簡単にできないか...と考えていたときに
「...Fujiのカメラの出す色味っていいな...」
とフォローしているFujiユーザーの写真を見て感じたのです。
Twitterでもよく言われていますよね、色味はいい、と。
いや、決して悪い意味ではなく。



様子見で入手した中古のX-T1

画像2

近くのヨドバシで当時の最新機種X-T3を触っているうちにだんだんと物欲が湧いてきましたが、正直最新機種には興味が全くなく、ここまでの性能は必要ないと思っていました。かといって1つ前のX-T2も値段そこそこして、しかも手に入りづらい状況...どうしたものか。
私はかなりカメラの扱いが雑なので、傷とか気にせず使い倒したい...との思いもあり、中古で探すことに。物は試し、とマップカメラで安くなっていたX-T1グラファイトとXF35mmf1.4をそれぞれ中古で手に入れました。


画像3

実際外に出て撮ってみると、まぁjpgの色味がいいこといいこと...。
特にClassic chromeが気に入りました。私はローキー気味で撮ることが圧倒的に多いので、ああいう渋い系統の色味は私の写真にすんなり馴染みました。
最初はRawでも撮りましたが、Rawから現像して好みの色味にするよりフィルムシミュレーションを適用したjpgの方が好みかつ容量も食わないことがわかったので、それ以降Rawでは撮らなくなりました。

Rawで撮らなくなった理由はもう一つあります。それは高感度耐性が同世代のSony機に比べて強いこと。
SonyのAPSC機で私が所持しているα6000とちょうど同時期に世に出たX-T1ですが、本当に同時期に出た機種同士なのかというくらい高感度耐性は雲泥の差があります。
α6000がISO640でもう細部がジャギジャギノイジーなのに対し、X-T1はISO2000でもノイズが目立ちにくく、絵が破綻しないのです。これはセンサーの問題なんでしょうけど、X-T1はISO3200でも許容範囲なくらいノイズの出方が自然で違和感がなかった。つまり、少々暗い環境でも手持ちで感度を上げれば対応が可能になる、ということ。これが大きかった。
低ISOならα6000の出す写真、めちゃ綺麗なんですけどね...。でもそれってf値高いズーム使って日中しかろくに使えない状況と同じなんですよ...。

そして、気づけば試しで買ったX-T1しかカメラを触らなくなっていました。



画像4

私にとってXF35mm(35mm換算で53mmらしい)が非常に使いやすく、好みの描写であったことも大きな要素でした。画角自体狭くはありましたが、距離さえ取れれば写りは自然そのもの。ただありのままに、ちょっぴりダークにその場を写してくれる描写で半年以上35mmのみを使って写真を撮っていました。


画像5

後々X100Tとコンバージョンレンズ2種やXF27mmを足しましたが、実のところもうこれで十分かな、と。
...本当は換算40mmあたりの単焦点、27mmf1.4あたりが欲しいですが...メーカーは問わないのでどこか作ってくれないかな...


まとめ。
JPEGで既にいい色。retouchの必要性が薄い。
高感度耐性の良さと出てくるノイズの自然さ。
以上2点。

別にSonyのままでも良かったんじゃ...とも思いますが、現像・管理コストが下がったこともあり、正しい投資だったんじゃないかなと思います。
では、また。
                                   Tetsu.I

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?