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私が思う「いい写真」とは

こんにちは、Tetsu.Iです。
今回は時々写真界隈でも話題になる、「いい写真ってなんだろうか」についてを私なりに言語化していこうかと思います。



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私は外出する際、大抵現地でストリートフォトを撮っています。
風景や人物・草花・建物など、目につくものを結構手当たり次第に撮ってしまうのですが、かと言ってなんでもかんでも闇雲に撮っているわけではありません。

では何で線引きされているのか?
それは「私が興味を惹かれたかどうか」

...まぁ至極当たり前の話なんですが...


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私にとって“街中”というのは被写体の宝庫です。
“街”は人の営みを原動力とし、刻々と変化していく「生き物」だと捉えています。
同じ1日でも「晴れの日」「雨の日」「どん曇り」「雪の日」とか、
朝の光、真昼の光、夕暮れの光...
道端に咲く一輪の花、カッコよくそびえ立つ重厚な建物、人が多く忙しないオフィス街の人たち...


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どうでしょう、誰1人として同じ景色は思い浮かべないと思います。
そして、自分には興味なくただ通り過ぎるだけの街並みが、誰かにとってはツボにはまる景色になるかもしれない、意外性のある被写体であるということ…。


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私もストリート写真を撮り始めるまでは、いつも通る街が通る度にコロコロ変わる面白いものだとは気づきませんでした。
気にしなければこれからも気にすることはなかったでしょう。
でも、一回気づいて意識してしまえばそれから物の見方は変わります。
40年近く生きてきた人間としては、あらゆるものに慣れて刺激の少ない日々もいいですが...新しい街への出会いと気付きを得ることで、新鮮な気持ちを思い出せるのです。


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私は今、色々な“気付き”が欲しくて写真を撮っています。

故に、私が思う「いい写真」とは、
自分に新たな見識と気付きを教えてくれる写真
ということになります。


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今はSNSを見ていてもそうですが、
綺麗な写真を撮る方なんてそこら中にうじゃうじゃいます。
今はスマホでも綺麗に撮れる時代です。
だからこそ、自分の写真は人とは違う何かを醸したいし、
何らかのメッセージ性を持たせたいし、
「こういうの、いいよね!」って発信したい。

ただ、私は写真でバスりたいとか思わないし、
この手のことで目立ちたくないので、
気づいてくれる人が少しでも何かを感じ取ってくれたら、それでいいのです。


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果てしない自分語りですみません。
人によって「いい写真」の定義なんてバラバラだと思いますが、一つの解としてサラッと流していただけたら幸いです。
それでは、また。
                                 Tetsu.I

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