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着物で文楽観劇


文楽の観劇を始めて早8年ほどになりますが、その時その時で楽しみ方が変わってきております。最近は着物を着ていくのが楽しみの一つです。

文楽は伝統芸能だけあって、お着物で観劇される方も普通におられるので、随分前から、「いつか着物で観劇したいなぁ」と思ってました。和装の方は、全体の1割くらいでしょうか。

遠い昔に茶道をやっていた頃に着物を着たことがあるので、10数年ぶりに着物で観劇にチャレンジしてからというもの、着物を着ることが文楽観劇の楽しみの一つとなっております。

私は、着物の中でもカジュアルな小紋、紬、洗えるプレタ着物が多いです。遠い昔に親に買ってもらった紬や、長期在庫放出品や激安のリサイクル着物といったお値打ちな普段着系など、もともとそういうものしか持ってないのですが…

周囲の方のお着物をジロジロ見るのも失礼なのでアレですが、素敵な付下げや紋付の色無地の方もいらっしゃる一方、紬もかなり多い印象。要は好きな着物ならオッケーという雰囲気です。

私は着付けはすごくいい加減な独学なので、後から見るとあちこちおかしなところがあるのですが、まぁいいかと。初期の頃の写真を見ると、おはしょりがモゴモゴしてるし、袖から襦袢がはみ出てるし…。挙げ句の果てには、帰宅中に羽織の中で帯が解けていたり、足袋のコハゼが全部外れてたり、小さな(大きな?)失敗は沢山あります。

とはいえ、上手く着られるまで着ないとなると、着物を着る人が絶滅してしまうので、気にしないことにしております。

特に、地方公演や募金活動中の期間は、お人形さんと一緒に写真撮影ができるので、そういう時は張り切って着付けします。

が、そうでない時はいい加減。

観劇でリラックスできるように苦しくない着付けを心がけるから着崩れするんですけどね…まぁでも昔の人の日常写真見ると、ダラっと着てるからいいかな、とか。

冬場は誤魔化すために長羽織を愛用。長羽織はカーディガンと同じ扱いなので、室内でも着用オッケーなので重宝してます。

母の羽織を仕立て直ししたら大活躍


以下、お人形との記念写真が溜まってきたので貼り付けてみます。上から最近のもの。一番下の着付けと比較するとだいぶ進化した気がする…!

最近はYouTubeで着付け指南の動画が大量にあるので、参考にしたりしてます。

着物好きの方で「着ていく場所がない」とおっしゃる方が多いですが、是非文楽公演へ。普段着物の出番が作れます!

だいぶマシな着付けになってきました
ブカブカな割に片方の袖から長襦袢出てます
長羽織は誤魔化しがきく有能アイテム
長襦袢でてます
初期の頃なのでツッコミどころしかありません汗

ちなみに洋服の時も着物にちなんだアイテムで行くようにしてます。最近は反物で作ったスカートがお気に入り。

ケニアマリリアの着物の巻きスカートで
咲寿太夫さんがアンバサダーしているKudenの和洋折衷の羽織とスカートも愛用してます💕

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