「端模様夢路門松」@銀座ブロッサム 2022年9月21日
桐竹勘十郎師匠の新作「端模様夢路門松」を木ノ下裕一さんの企画にて。
2021年に京都ロームシアターでも拝見しましたが、東京でやるなら当然行きます!とのことで。
久しぶりに和服で参りました。遠い昔に自分で仕立てた単の着物を引っ張り出してきました。(当時、自分で着物縫うとか狂ってたと思う)
たった1日のみの東京公演。只者ではない雰囲気の(特に)和服の男性女性もチラホラ。業界の方々かしら…
この演目の復活の立役者の木ノ下裕一さんとの対談がお芝居の前後にありました。
お芝居は安定のほっこり系文楽。勘十郎さんの描く世界は優しい世界で癒されます…
木ノ下さんって古典芸能への情熱もあって、トークも面白い。この演目を復活してくれて本当に有り難いことです。「キャリアに悩む社会人向けの演目」と言ってて確かに!と笑ってしまった。
トークショーがたっぷりあり、実質的にこれは勘十郎師匠のファンイベントだったような…
なにせ、パンフレットにオフショットまで入ってるし…
寄付をしたので、グッズもたくさんいただき。勘十郎師匠のイラストと直筆サインの入った団扇やら、トートバッグやらチケットケースやら。こういうの嬉しい。
(団扇振ればジャニーズみたいですね)
普段の公演では鬼気迫る情念の演技を見せてくださる勘十郎師匠ですが、狐がお好きだったりイラストを拝見すると癒し系の側面もお持ちだなぁと思います。
忙しい日々で乾き切った砂漠のような心に沁み入るようでした。
▼2021年2月京都ロームシアターの投稿
▼12月博多座の公演の投稿
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