自分の成績にしか興味のない人間って、魅力的ですか。
「一番にならなきゃ」って、
何かに追われている人を見ていると、
大丈夫だよと、包んであげたくなる。
例えば一番になれたとして、
自分に自信が持てるようになったとして、
もっともっとって、
キリが無いように思えてしまう。
「自分の成績」にしか興味のない人間って、魅力的ですか?
隣で友人が悩んでいる時、
家族が苦しい思いをしている時、
そんな事さえも気がつかず、
「自分の成績」にしか意識が向いていない人。
人間的魅力は皆無ではないかと思えてならない。
鳥が鳥らしく羽ばたけるように、
人間が人間として生きていけるように、
「支え合う」
そんな事を忘れてはいけない気がする。
家族や友人を気にかける事なく、
自分の勉強にだけ時間を注いでいたら、
それは、成績優秀にもなれるはず。
極端な言い方をすれば、
他人を思いやる心とか、
生活力や協調性が身に付いていないまま、
成績優秀だからという理由で、
国の政策を作る側に立ってしまったら…
家族の困り事に気が付けずに、
国民のどんな悩み事が解決できるのだろう。
家族が大変な手術を乗り越えた後に、
「あ、忘れてた」
そう、本人を目の前にして言えるのは、
どうしてだろう。
「人が言われて傷つく言葉」
それさえも、判断できなくなってしまったのだろうか。
心無い人間になってしまったのだろうか…
もちろん、人間
必死になる時期が必要かもしれない。
だけど、
人情とまでは言わなくても、
人に感謝する気持ちが少しでも残っていたら、
今度は自分が与える側に回ろうと、
言動が変わってきてもいいのかもしれない。
自分のペースで、ゆっくり
与える人になって行けたら、
素敵だなと思う。
成績は悪くても、
笑顔で美味しい物を食べる権利は無くならない。
この頃、
そんな風な事を考えて過ごしています。
人生って、
机に向かう勉強だけでは、身に付かない事の方が多いと感じる。
だけど教科書に載っていない事のほうが、大事だったりする。
「思いやりのかけ方」とか、
「親切の方法」なんて、
教科書には書かれていない。
だからこそ、物語が必要なのだと感じている。
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