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庭と畑の記録 14 野菜と野草を一緒に育てる

私にとって野菜を育てることはとてもハードルが高いことです。
何が悪いのか、苗を植え付けてもちょっとしか実がならない、なっても大きく育たない、固くなってしまうなどなど。

今年初挑戦のインゲン豆も7月にチョロチョロ採れて、すでに枯れかけています。きゅうりは受粉して実が大きくなってきたので喜んでいたら、ある日から成長が止まっているし、ズッキーニは日当たりが悪いのか花が咲かなくなってしまいました。

今どうにかこうにか採れているのがミニトマト、そして成長段階ですがヘチマ。
沖縄ではナーベラーと言って食べているそうですね。
収穫が今から楽しみです。
あとは紫蘇、おかわかめ、バジル、唐辛子。
唐辛子と同じ時期に種をまいたパプリカは葉が縮れちゃっています。

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こんな私の救世主になってくれるのが野草なんです。
手をかけなくても、一人でぐんぐん育ってくれます。

勝手に玄関脇に生えてきたイノコヅチは、まだ美味しい食べ方は極められていないものの一応食べられます。
赤く縁取りのある葉が朝日に照らされて綺麗。

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これも勝手に菜園に生えてきたアオビユ。
去年友人の庭から移植したのはイヌビユでしたが、そちらは絶えてしまい、なぜか今年はこれが生えてきました。
まだきちんと料理していません。
アマランサスの仲間です。

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友人が苗を持ってきてくれたスベリヒユ。
枯れっぽくなっていた上の方の葉を切り取って植え付けたら、新しい葉をつけて生き生きしてきました。
右奥は何故か勝手に生えてきたキランソウ。
時々有機液肥を撒いていた場所なので、庭のより立派です。

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スベリヒユの左側にもチラリと写っていたアオミズは、三つ葉のような爽やかな香りです。
今年はだし巻き卵にたっぷり加えてもう2回ぐらい夕食に食べたかな。
お味噌汁にも時々ぱらっと加えたりしてます。
冬の間庭に穴を掘って生ゴミを埋めていた場所に、去年の夏は沢山生えてたのですが、今年はあまり生えてこなかった。
多分そこの土を菜園に持ち込んだので、そっちで群生しちゃったんだと思う。

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海辺の町から我が家にやってきた長命草。
何とか根付いて新しい葉を一枚展開しましたが、これからどうなるでしょうか。
ちょっとドキドキしながら見守っているところ。

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個人的には一押しの野草である、ベニバナボロギク。
柔らかくて香り高く美味しいし、何より収量が望めます。
野草って、葉っぱが小さくてなんかこうチマチマと採取して、茹でるとほんのちょっとということも多いですが、これは葉も大きく分枝もするので、枝を10本程手折ればそれなりにおかずになります。

種を沢山飛ばして増えるので、いっぱい採取したからといって絶える心配もない。そこもお気に入りポイントです。
野で種を採取したものを庭にまいて育てて、それがまた種をつけ。
その種が飛んであちこちで発芽したのを菜園の一角に集めました。

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オベリスクに絡ませて育てているのはおかわかめ。
なんでもスーパーフードらしいです。
マグネシウム、亜鉛などのミネラルも豊富だとか。

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植えていない場所から突如生えてきたキクイモらしき植物。
私が育てているのと何度見比べても、同じものとしか思えず、試しに脇芽を2〜3本収穫してカレーポタージュにしたら、味も同じでした。
ただ、ここでは他の植物と喧嘩するし、この場所で芋が増えると困るので、今度伐採してまたポタージュにしちゃおうと思ってます。

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北鎌倉コットンさんから分けてもらった藍の苗は虫に喰われながらも暑さに負けずぐんぐんと育っています。
藍の後ろにはクズの葉。
今年はファンタグレープのような香りの花でシロップを作ってみたい。

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去年ご近所さんから分けてもらった紫蘇の苗2鉢。
そのこぼれ種で、今年は玄関から庭へのアプローチが紫蘇でモリモリ。
まいてもいないのに菜園にもモリモリ、ということでこの夏は身体中が紫蘇の緑に染まりそうなくらい食べています。
食べても食べても減らない!

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菜園にも赤紫蘇が勝手に生えてきていますが、これは庭の一角に移植してまとめた赤紫蘇コーナー。
植える前に穴を掘って生ゴミと落ち葉を入れたせいか、庭のなかでここだけは大きく育っています。

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長雨で野菜の値段が上がっていますね。
ありがたいことに、こと葉っぱものに関しては現在全く困っていない状況です。
家計にも大いに貢献してくれている、野菜と野草が混在する我が家の「庭と畑の記録」でした。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。