野草食日記 317 イヌガラシの採り頃
昨年の11月12日、近くの緑地でイヌガラシを見つけ、冬場に採取できるのではないかと期待していたのですが、寒さに当たるととても食べられる状態ではなく、がっかりしていました。
花が咲く前のロゼットのみでは、何の葉っぱなのか分かりづらいものです。
プロの方にお聞きしても、うーん花が咲けばわかるんだけど、と言われることもしばしば。
昨年見た時は少し時期が遅めの印象だったイヌガラシですから、10月後半で花が咲き初めの頃を狙えばいいのではないかと、野草観察会の下見の時に探していたら、ありました、ありました。
しかも、畑のすぐ脇の刈り取った雑草を敷いた、土がふかふかになったところに、大きく柔らかな葉の個体がいくつも育っています。
早速齧ってみると、ピリリと辛い。
名前にイヌ、なんてついているけれど、なんのなんの。
とっても美味しい、サラダやサンドイッチのアクセントになりそうなスパイシーなお味です。
11月初めの観察会の時は瑞々しい葉っぱがちょうど食べ頃でした。
でも、今日11月19日は花も種をつけ始め、朝晩の寒さのせいか、トップシーズンは終了かなぁという感じ。
なんとかロゼットだけの状態で見分けがつくようになりたいものです。
葉だけの状態の写真も載せておきます。
朝早く訪れた緑地は、ひんやりしていて、手先がちょっと冷たくなりました。
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