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発酵生活 5 まこも乳酸菌でボカシ肥料作りに挑戦

昨年開墾した菜園は養分が少なくて、種子を蒔いても大きく育たないものが結構多いです。

ルッコラは昨冬に比べると成績が良かったのですが、

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ほうれん草なんかほんの少し収穫しただけで、もうとう立ちを始めてるし、

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ビーツに至ってはずーっと葉っぱが小さいまま。

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ベビーリーフもずっとベビーちゃん。
大人になってくれません。
ま、サラダのいろどり程度なのでさほど困ってはいませんが。
植物の種類によって、養分が多い方がいいものと少なくて大丈夫なものがあるんでしょうね。

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これでも種まきする前に穴を掘って生ゴミや枯れ葉を埋めたり、少しは工夫をしたのです。
できるだけ自然に近い形でと思いつつも、これだけ収量が少ないとそれなりに肥料なんかやってみたくもなってきます。
できるだけ手間も費用もかけずに土の力を強くしたい。

以前どなたかの動画で見たボカシ肥料作りは、なんだかすごく大掛かりで、色んな材料と広い場所、そして何より体力を持ち合わせていないとできそうもない、自分には無理と思っていました。

2〜3日前、偶然おすすめに上がってきたこちらの動画。
ひろちゃん農園。
76歳のおばあちゃんのチャンネル。

なんと、米糠と納豆とお湯だけでボカシ肥料を作れるんだそうです。
しかも少量から家のなかでって、とても魅力的です。

作り方は材料をただ混ぜるだけ。
普通の糠床と同じです。

これを見ていて、はたと気がつきました。
糠床は塩で腐らないようにして、野菜についている乳酸菌を育てて発酵させるわけですよね。
このボカシ肥料は、塩は入れずに納豆菌を混ぜて米糠を発酵させている。
ということは納豆菌でなくとも、EM菌など他の菌で発酵させてもOKということです。

昨年末に友人から分けてもらった真菰(まこも)乳酸菌液。

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詳しくはわからないんですが、すごくパワーのあるものらしく。
だったらこれでボカシ肥料を作ってみようと思いつきました。

糠は鎌倉のオーガニック系レストランで働いている友人から地域通貨「菌」で購入した無農薬の米ぬかが手元にあります。
混ぜる容器は今まで延長コードをしまっていたこれを使うことにしました。

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乳酸菌液は150cc、米糠テキトー、お湯もテキトー。
まず乳酸菌液を糠に混ぜて、様子を見ながらお湯を少しづつ足して水分を全体に行き渡らせるように混ぜていきます。
糠床より水分は少なめに仕上げるのがポイントのよう。

出来上がったものをビニール袋に入れて、1日1回袋を振って混ぜる。
2週間ほどで完成だそうです。

混ぜた容器を洗って収納することにしました。
出来上がりが楽しみです。

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野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。