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野草とくらし 19 猫とたんぽぽ

我が家には猫がいます。
母猫と娘猫の2匹。
下の動画は5年くらい前に2匹を撮影したものです。


昨年3月、母猫のふ〜ちゃんが10歳を前に突然腰痛で歩けなくなるという騒動がありました。そして、今年、娘猫のはるかが、誕生日(3月27日)を目前に、突然オレンジ色のオシッコをして、とても驚きました。
人間でも50代から60代になる頃など、年代が変わる時に不調が出やすいと言いますが、猫もそんなことがあるのでしょうか。

血液検査などでわかったのは、免疫の異常により胆管に炎症が起こっているということ。
ひがしっぽ動物病院のサイトに現在のはるかの症状についてわかりやすく書かれていました。

胆管に炎症がおこると、胆管が腫れて、胆汁が通るスペースが狭くなります。
いよいよ詰まってしまうと胆汁が管外に染み出て、血液に吸収されます。
胆汁に含まれているビリルビンという色素成分が皮膚や目(結膜)を黄色くみせます。
これが黄疸(閉塞性黄疸)です。尿が濃いオレンジ色になることも多いです。

病院の先生の説明によれば、ステロイドを使う治療法になるそうです。
しかも、どの薬が合うかわからないので何種類も試すことになるとのこと。
生検をすれば合う薬が絞られるものの、数種類は試すことになりそう。

現在のはるかの様子はと言えば、オシッコがオレンジ色というだけでとても元気なので、ステロイドを使って免疫を下げてしまうのは、気が進みません。

より猫の身体に負担にならない方法で、何か良い対処法はないものか、と調べているうちに、見つけたのがこの記事です。

東京板橋区にあるフジカケペットクリック院長で獣医師の藤掛誠さんの症例報告です。日本メディカルハーブ協会のサイトに載っていました。

ダンディライオン。
たんぽぽです。

たんぽぽのキーワードで探すと、動物に使えるチンキ剤や、ホメオパシーなど色々あることがわかってきました。

たんぽぽには抗炎症作用もあるということです。
ステロイドが炎症を緩和することを目的にしているのであれば、もしかしたらたんぽぽの抗炎症作用も有効かもしれない。
そんなことを期待し、ホメオパシーを飲ませながら、毎日はるかにたんぽぽの葉を齧らせています。

大船にあるハーブティーのお店にはダンディライオンの乾燥葉も扱っていたので、たんぽぽの季節が過ぎたら、市販品の利用を考えていくのも良いかもしれません。

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