見出し画像

北鎌倉野草部 69 年末野草料理会

10月に屋外で行った野草料理会の投稿をご覧になったリピーターさんから、同じ内容の会をリクエストいただき、自宅で野草料理の会を開催しました。

年末で何かと慌ただしい中、4名の方にお集まりいただきました。

今年になって、なな艸の会で同じ日に集まるみなさんは、不思議と方向性が似ています。
この日も会ってすぐに話が盛り上がり、和気藹々。
観察会の時は、野草の種類や性質についてお伝えすることをメインとしていますので、もう少しお勉強チックになりますが、こと野草料理会の時はその場の流れに身を任せ、材料を煮ている間や焼いている間に、それぞれが話したいことを自由に話して楽しい時間を過ごしていただければ良いかなと思ってます。

自分の思っていることを外に出していくことは大切。
外に出して気づき、それをどう昇華させていくか。
20年くらい前、自宅で花の教室をしていた時も
同じことを意図していたけれど、うまくいかなかった。
集まったみなさんの力も借りて
ようやくそんな場を持てるようになったことが嬉しい。

今回のメニューは10月の会とほぼ一緒で、ひょう干しの炒め物と野草チヂミ、松葉を炊き込んだご飯、それに野草茶。野草ではないですが、紅くるり大根の柚香漬けとコブタカナの漬物も合わせてお出ししました。
ひょう干しは山形から取り寄せたもの、チヂミに使った野草は当日みなさんと一緒に家庭菜園で採取し、松葉はご近所さんが剪定したもの、野草茶の材料は北鎌倉で手摘みしたものをその日の気候や気分でブレンドしたものとなります。
紅くるりとコブタカナは、北鎌倉までオーガニック野菜を届けて下さる みつばちハッピさんで購入しました。

器と食材の赤と緑でお正月をイメージしたけれど、
クリスマスカラーと言われてしまった(笑)

2023年ももうすぐおしまいです。
今年は、特に後半になってから、野草の会にご参加のみなさんと、とても濃密な時間を持てたことに深い感慨を覚えています。
野草の情報をご提供する立ち位置ではありますが、逆にみなさんから教えていただくことが多いのです。
本当に本当に、ありがとうございました。
そして来年も宜しくお願いします。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。