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野草食日記 176 椿の花の中医学 その1

椿の花の栄養について色々なサイトを調べているときに、日本健康素材株式会社のサイト内にこのような記述を見つけました。

中国でも古来より椿の花を薬用として用いてきた歴史があります。
中薬大辞典には「山茶花(さんちゃか)」の名で収載されており、涼血止血、散瘀消腫、清肝潤肺などの効能の記載があることから、血流関係の疾患に用いられてきたことがわかります。


私は30代の頃、春先になると身体の中の気が上昇することが原因で、頭がのぼせるのと同時に肩や首の凝りが酷くなり、とても辛い時期がありました。

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上は武鈴子さん著の「旬を食べる 和食薬膳のすすめ」に載っている春の症状の絵です。
当時の私はまさにこのような感じでした。
ところがこの絵のような不調は、漢方薬局で処方されるお薬を飲むと、嘘のように楽になるのです。
そのことがきっかけで、中医学には大変興味を持ち、ほんの少しばかりですが勉強したこともありました。

椿花の効能の話に戻りましょう。

「涼血止血」の涼血は、熱くなった血を冷ます感じ?のぼせに効くのかな?!

とか

「散瘀消腫」これは瘀血(血が滞るイメージです)のあるところには痛みが出ると聞いたことがあるので、瘀血を改善することにより、腫れて痛む部分を治すと言った感じかしら?!

など、効能の雰囲気を想像してみます。

でも、最後の「清肝潤肺」、どうも乾燥した肺を潤すようだけれど、何で肝と関係があるのかしら??
さっぱりわかりません。

サイト内に書かれていた「中薬大辞典」、椿の項目にどんなことが書いてあるのか、気になってきました。

更にネットで調べていると、大阪の高槻市にある「サニーヘルツジャパン」という会社のホームページに行き当たりました。
この会社は「植物の潜在能力に注目し」植物を原料に健康や美をテーマにした製品開発を行っているとのこと。
そして開発した製品の中に椿花エキスがあり、中薬大辞典からの記載と共に、資料が必要な場合はご用命くださいとまで書かれていました。

早速連絡してみます。
すると翌日、丁寧なメッセージと共に資料一式が送信されてきました。
もちろん、中薬大辞典の椿の項目付きで!

続きはこちらです↓


協力
有限会社サニーヘルツジャパン 仲 裕子様

参考文献
「旬を食べる和食薬膳のすすめ」 武鈴子著  家の光協会

参考サイト
日本健康素材株式会社 


サニーヘルツジャパン




野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。