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北鎌倉 野草食日記 259 ノブドウ茶とベニバナボロギク料理色々

10月12日に開催予定だった野草ウォーキング。
開催1週間前に下見のために山に登ったところ、股関節に違和感が出てしまいましたので、とても残念ですが開催を中止することにしました。
イベントを楽しみにして下さっていた皆様、そして準備をして下さっていた関係者の方々、今回はご期待に応えることができず、ごめんなさい。

平な場所では問題なく過ごせているので、大丈夫と思っていました。
山の登り降りというのは、思いの外、股関節に負担をかけるのですね。
これまで当たり前のように働いてくれていた股関節に改めて感謝の気持ちが湧いてきます。

そんなことで、イベントのお味見用に私の家庭菜園で育てていたベニバナボロギク、行き場がなくなってしまいました。
ボロギクは寒さに弱いため、あともう少しの命。
昨日まで元気だったのが、夜冷え込むと翌朝あっという間にしんなりとうなだれてしまうんです。

そろそろ小松菜の種まきもしたいということで、野草好きのお友達に声がけして、ベニバナボロギクの収穫に来てもらうことに。

この日は駆けつけ一杯として、温かいノブドウのお茶をお出ししました。
こちらが取り寄せたお茶です↓

実は野草のことをやっているのに、野草茶ってそう得意ではないんです。
飲むと妙な癖を感じるというのかな。
私にとってお茶は嗜好品なので、無理して美味しいと思えないものを飲みたくないというのが本音で。
それが理由で、自分でわざわざ作りたいと思えないのですよね。

因みに私が取り寄せた野草茶の中ではこのお茶が癖がなくておすすめです。
苦手などくだみが入っているのに全くそれを感じさせず美味しいです。

さてさて、ノブドウ茶に話を戻しましょう。
ノブドウの薬効について知った時に、ノブドウ茶も試してみたいと思い、9月に取り寄せをしていました。
味に対してそう期待もせずに飲んだところ、意外にも癖がなく美味しくいただけました。
なんというかなぁ、緑茶のような、笹の葉のような。

ベニバナボロギク収穫の日、やってきたお友達のうちのひとり、Sさんがハンカチで目を押さえているので、どうしたんですか?と尋ねると、前日虫に刺されて目が腫れてしまったとのこと。

ノブドウ茶を飲んで、畑の野草を見てもらい、そのあとベニバナボロギクの収穫をしました。
ちょうどこの夏、偶然にも家庭菜園にノブドウが生え始めたので、これがノブドウ、と実物も見てもらい。

お昼を食べておしゃべりをしながらSさんの顔をふと見たら、目の腫れがだいぶ良くなっている!
もしかしたらノブドウに何か虫刺されに対する薬効があるのでは?!とお帰りになった後に本で確認したら、虫刺され、腫れと書いてありました。

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ノブドウの焼酎漬けは外用にもできます。
それを塗ったわけでもなく、お茶を飲むだけで腫れがひくのでしょうか?!
ただ単に、時間的に腫れがひくタイミングだったのかもしれませんが、この出来事で、ノブドウは虫刺されや腫れに良いということはしっかり頭にインプットされました。

その晩ベニバナボロギクで作ったお料理写真をみなさんが送ってくれましたので、ご紹介。

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白ズッキーニと油揚げで胡麻油炒めにした一品。
めちゃくちゃ美味しくて、家族にも評判よく、野草受け入れ体制が整ったとメッセージいただきました。
そうそう。
野草を食卓に出しても家族が警戒して食べないという話はよく聞きます。笑

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料理して食べたら春菊じゃん!と感動して下さったOさん。
野草は韓国のオモニのようにとりあえずナムルにすると間違いないとお話ししたら、ナムルにしてひき肉と一緒に丼に。
これ、絶対美味しいやつ。


参考にノブドウの焼酎漬けの記事リンクを貼っておきますね。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。