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野草食日記

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身近な野草をどんな風にして食べているかの記録。 地域で採れた食材を使った保存食作りなども載せています。
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#なな艸梅

野草食日記 297 梅ジャムのブーンベーカリー・あんずデニッシュ風

梅の木が庭にあるけれど、持て余しているおうちは案外多いようです。 今年はあちらのお宅から数キロ、こちらのお宅から数キロといった感じで梅の実を分けていただきました。 八百屋では、青梅や黄梅はそれぞれの熟し具合に分けられて販売されているのが通常ですが、自然の梅の場合、なかなか自分の望む熟し具合のがまとまって収穫できるわけではありません。 我が家では夫が毎日おむすびを持っていくので、梅干しにできる熟した大梅が希望です。でも収穫したものはほとんどの場合青くて、黄色に変わり始めてい

菜園料理の記録 6  真夏の太陽と梅干し

育てている赤紫蘇の生育に合わせていたら、昨年よりも1ヶ月近く梅仕事の進み方が遅くなってしまいました。 土用干しは8月12日に開始。 と言ってもすっかり土用は過ぎてしまっています。 赤紫蘇を入れた時の様子はこちら↓ 三日三晩干すと言いますが、2日経ったところで小さめのものは乾燥しすぎていたし、大きめのは丁度いい感じかなと思ったので瓶に詰めることにしました。 若干干しすぎても、梅酢を振りかけて戻せばいいだけのことなので、乾燥気味のは瓶の下のほうに入れて大きめのは上に。 最後に

野草食日記 209  梅仕事の記録 2020

今年もご近所さんからのおすそ分け。 小梅1.5kg は傷のものが多かったから、青いのも黄色いのもいっしょくたに、ほぼ同量の氷砂糖と瓶に入れて、梅シロップに。 昨日は水で薄めたものに少しの氷を入れてさらにリンゴジュースも追加。 シャカシャカ混ぜて仕事場へ持っていった。 湿気て気温が高かったので、合間合間に飲むと身体がシャキッ!とする。 仕事場へはいつも自転車で行っている。 最近日差しが強いので木陰に留めるようにしていた。 帰りがけに駐輪場に行ってみると、あれ?! 足元に梅

野草食日記 110 梅酢を使った茄子ときゅうりの柴漬け風

身体から力が抜けるような夏バテの症状。 出来るだけ毎日ゆるりと過ごすようにしています。 フェイスブックで夏バテしてますと書いたところ、色んな方からアドバイスをいただきました。 棗、山芋、ハチミツが薬膳的にはいいとメッセージいただいたり、ビタミンBとCを摂って下さいとお電話くださった方、中には鹿児島の暑気払いの方法と共に麦味噌を送って下さった方も。 お願いしていたジャガイモを取りに行けず、届けて下さるご近所さんも本当にありがとう。 昨日は夫が休みで、食事作り以外の家事をやっ

野草食日記 109 夏バテと土用干し

土用が開けて、立秋になりましたね。 年間通して4回ある土用期間はどれも苦手です。 中でも夏が一番弱くて、7月なかばからジワジワと身体に来始めていたのですが、梅雨明けして酷暑が始まり、昨日とうとうダウン。 今日もまだ本調子ではありません。 ネットで購入した干しザルが昨日届き、土用最終日に滑り込みセーフの土用干し。 人間がダラダラしている間に、お日様にはたっぷり働いてもらいますよ〜。

野草食日記 105 ゴーヤのカリカリ梅和え

食卓に赤い食材があると、華やかになりますね。 トマト、赤玉ねぎ、赤ピーマンが我が家のテーブルの常連です。 昨日は梅雨明け宣言も出て、うだるような暑さでした。 そんなときはゴーヤの梅和えが食べたくなります。 いつもは普通の大きな梅干しで作るのですが、土用干しをまだしていないので、紫蘇の色が鮮やかなカリカリ梅で代用。 赤とグリーンで色の対比はバッチリだっだけれど、普通の梅干しのほうがゴーヤとうまく絡んで良かったかなぁという印象でした。

野草食日記 101 カリカリ梅の砂糖まぶし

5月末につけたカリカリ梅が出来上がりました。 青梅を使ったので、色付けした方が色彩的に美味しそうに見えるかと思い、途中ご近所農家Nさんの赤シソを入れたら、とっても綺麗に染まりました。 子供の頃、旅館や民宿などに泊まりに行くと、カリカリ梅にお砂糖が添えられてお茶受けに出てきたことが何度かあります。 梅干しにお砂糖?!とはじめはギョッとしたのですが、食べてみると意外に美味しい。 旅行から帰った後もしばらくこの食べ方にはまり込んだものです。 梅雨明けしたかのようなピカピカのお天

野草食日記 82  梅シロップのゼリー

梅シロップが出来上がりました。 私は昼間飲んでいますが、夜に帰ってくる家族は、お酒を飲むとシロップまで辿りつかないので、ゼリーにしてみようと思い立ちました。 水や炭酸で割って飲むよりも濃度を濃くしないと味がぼんやりしてしまうため、みるみるシロップが減っていきます。贅沢な使い方だな、もったいないかな?という気もしましたが、家族が喜んで食べてくれたので、よしとしましょう。

野草食日記 81 酢漬け梅利用 塩鯖の南蛮漬け

前回に引き続き梅を酢に漬けた「梅酢」の話題です。 酢に漬けたあとの梅は柔らかいので、何かに活用したいなと考えていたところ、冷凍庫にある塩鯖が脂が少なくパサっとした食感だったことを思い出しました。 南蛮漬けにすれば必ずやしっとり美味しく食べられるはず。 この南蛮酢に梅を使ってみたらどうでしょう?! 解凍した塩鯖に片栗粉とカレー粉を混ぜたものをまぶし、油で揚げ、野菜入りの甘酢に漬け込みます。 甘酢には、梅酢、砂糖、味醂、レモン汁、醤油、そして叩いてペースト状にした梅を。 塩鯖

野草食日記 80  梅の酢漬けと梅ヨーグルトドリンク

5月の梅収穫会の時に頂いてきた小梅は、青いのはカリカリ梅、黄色いのは小梅干し、少し傷があるものはそのまま酢につけておきました。 これは学生時代の友人が、自分の奥さんは梅をそのまま酢に入れて梅酢を作っている、と教えてくれて、それ以来作っているものです。 餃子や春巻きなど調味料として酢を使う場面で、この梅酢を使っているんだそうです。 ジップロックに梅を入れてお酢を分量も計らずに適当にドボドボと入れるだけなので、気楽に作れるのも気に入りポイント。 今年も調味料として作ったところ

野草食日記 78 梅に赤紫蘇を入れました

ご近所に住むチコさんから、近くで野菜を作っているNさんを紹介してもらったのが2週間ほど前のこと。 その時に梅干し用の赤紫蘇を分けて欲しいとお願いしておきました。 勿論、八百屋さんでも時期になれば赤紫蘇は手に入ります。 でも、採れたての、しかも出来るだけ自分が暮らす地域の素材で梅干しを作りたいと思っていたので、ほんとタイムリーに紹介していただいてよかった。 買い物に行く時、毎回すこし回り道をして赤紫蘇の育ち具合をチェック。 先週、運良くNさんに会えて話をしたら、6月末頃だっ

野草食日記 66  鶏手羽元の梅ジャム煮

梅の収穫会で分けてもらった傷梅で、少し青みが残るものを砂糖で煮たら、えぐみのあるジャムになってしまいました。 ジャムにする前に一度茹でこぼしたほうがよかったかも。 このジャムを使ってしまって大丈夫かな?!と疑問に思いつつも、鶏手羽元と人参を醤油と梅ジャム、味醂、酒で甘辛煮にしてみたら意外に気にならず。 美味しいおかずが出来上がりました。 余ったタレも勿体無いので、翌日、水を足して新じゃがを煮たらこれもイケる。 それでもやっぱりヨーグルトにかけるとえぐみは気になります。 そ