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Happy Earth Day!

4月22日はEarth Dayだそうだ。数週間前に気づいて、「地球にお礼をするとしたら、何をすればいいんだろう?」と考えたり忘れたりしながら、気づけば今日がその日。Joanna Macyに傾倒するものとしては、何かあっていいんじゃないだろうか、と思いつつ土井善晴著「くらしのための料理学」を読み終えて伊藤亜紗編「『利他』とは何か」読み読み中である。

「そうそう、そこに引っかかるのよ、私も」と、しかとは言語化されずに置いてあったことごとに、答えや答えにつながりそうなヒントがいっぱい。他者援助(というのもおこがましいが)的な役割のカウンセリングに携わるものとして、必読ではないかと思う。

伊藤亜紗氏による1章の「ケアすることとしての利他」には

   〜どうしても私たちは「予測できる」という前提で相手と関わってしまいがちです。「思い」が「支配」になりやすいのです。利他的な行動をとるときには、とくにそのことに気をつける必要があります。
 そのためにできることは、相手の言葉や反応に対して、真摯に耳を傾け「聞く」こと以外にないでしょう。知ったつもりにならないこと〜

とある。そして、この後に

   〜よき利他には必ず「自分が変わること」が含まれている、ということになるでしょう。… 「他者の発見」は「自分の変化」の裏返しにほかなりません。

なんかね、ほんの通りすがりのモノです的に存在したい感覚があるんだけど、同時に「役に立ちたい」的なものも持っているからついつい、ね。

「利他」については、まだまだ、いっぱい言いたいことはあるのだけれど、もう、地球さん、利他の塊である。

何の見返りも期待せず、ただただ与え続けている。
「申し訳ないと感じる」→「申し訳なさはできれば感じたくない感情なので抑圧する」→「当然のことと思うことになる」→「横暴になる」というサイクルから、
「有難いと感じる」→「何かお返ししたいと思うようになる」→「地球をケアする」というサイクルになるといいなぁと。

このときも迷ってたけど、地球への感謝、何すればいいかなぁ。

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