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文房具

文房具も好きだ。デパートの文具売り場とか、伊東屋とか、ロフトとか、そして街の文房具屋さんとか。

昔々、外国土産のレターセットとかスティッカーとかノートとかレターオープナーとか、デザインが素敵で、質もよくて、使いやすくてカッコいいと思っていた。けれど円が強くなって海外のステキデザインなものが輸入しやすくなったり、和のテイストを上手に取り入れて、クールジャパンな文房具を作ったりして、身近で手軽にいろんなものがたくさん手に入るようになったのだろう。いろとりどりの中からお気に入りを探し出す楽しさは、宝の山に分けいるようなワクワク感がある。

ハワイの文房具屋さんはフィッシャー・ハワイとベン・フランクリンかなぁ。品質という点でもデザインという点でもなんかわびしい。ノートを選ぶワクワク感がない。実用一点張り的。パピルスやホールマーク、バーンズ&ノーブルにも文具やノート類があるが、薄手でリングでA5版ぐらいというサイズはなかなかない。まあ、基本がレターサイズだから、その半分の大きさとなると、縦長になってしまうのだよね。しかも、どれも一冊の値段が輸送費もかかってるせいか、日本での感覚からすると高い。気楽な楽しみとして買える感じではない。そんなわけで、日本に出かけると帰りのトランクの5分の1ぐらいは文具になる。

うーむ、それにしても私はこれだけの「好き」を日本に置いて、なぜハワイで暮らしているのか全くもっていまだに謎である。強いてジョアンナ・メイシーにかけて言えば、右肩上がりの資本主義成長型経済の次にやってくる持続型経済を身をもって体験して先取りするため、なのかな。

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