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ハワイにも秋 そしてDeepLすごい

お彼岸のあたりからハワイでも秋めいてきました。とは言っても日中の30℃前後の気温は変わらないのですが、風がちょっと涼しくなるとか、日没が早くなってくるとか、あとは夕日の沈む場所がだんだんズレて山に沈んでいたのが海に沈むようになるとか(うちからの場合、ね)。

一番わかりやすいのは、鍋物が食べたくなる、というところかも。こっちに住みはじめた頃、冬になるとそれでも24℃とかあるのにみんなが「寒い、寒い」とか言って、フリースを着たりしているのを見て「?」となっていたのですが、5、6年目から冬には「寒い」と感じるようになり、今は28℃ぐらいになると「肌寒い」と感じるように。開けっ放しで寝ていた窓を閉めて寝てます。

ギンギラギンに暑かった昼間も、ちょっとゆるんで、散歩もしやすくなってきました。9月に入るとWhole Foods もMarshallなんかもかぼちゃやハロウィングッズがいっぱい。な〜んか、ワクワクするのですよね。あの、オレンジと黒の怪しい感じが。

お寺が「具会」という檀家さん向け会報を毎月出しています。これ、「くえ」って読むんです。てっきり、ご住職のノリさんがご飯を出すのが大好きだからダジャレでつけたのかと思ったら、ずっと昔からその名前で出していたようです。

そこにジョアンナ・メイシーのことを紹介する文章を書きました。檀家さんは日本語がわからない人も多いので、英語に訳す必要があるのですが、ただでさえややこしい部分のある仏教にも関連のある話題を「英語でなんか、書けないよ!」と思ってたのです。ところが、以前、多分RandyさんがオススメしてくださってたDeepLという翻訳サイトがあったことを思い出して、1000字分ぐらいの原稿を全部、放り込んだのです。

そしたら、なんと! 素晴らしい訳が現れ、「あれ? ここ変だなぁ」というところは日本語部分も曖昧で、「ああ、私の言いたいことはこういうことなのよ」と書き直したりできる優れもの。

仏教っぽい話のところも、ちゃんと訳してくれていて、本当にありがたかったです。この状態までしたところで、ローカルのLenさんに見てもらえれば、彼の負担も大幅軽減! Lenさんはジョアンナ・メイシーの本が愛読書だって言ってたから、きっとすごくしっかりチェックしてもらえると思うので大安心。それにしても、ものすごい偶然で、ものすごいラッキーさでお寺やそこに関わる人々につながったことを思うと、一体、この因と縁はどこからどうやってきたのかなぁなんて、急に仏教の用語を使ってみたくなったりするのでした。

ジョアンナ・メイシーのことを書くにあたって阿満利麿著「行動する仏教ー法然・親鸞の教えを受けつぐ」(ちくま学芸文庫)にお世話になりました。ジョアンナのことがいっぱい出てくるのですよ。


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