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nana_hirokawa
2022年11月10日 14:38
インターホンが鳴った。 既に日付を越えてから二時間は過ぎている。こんな時間に誰が来たのかと怪訝な顔で画面を覗きこんだ。 そこにはにっこりと笑みを浮かべる見知らぬ男が立っていた。 …部屋を間違えたのか。踵を返しソファーにどかりと腰をおろす。 もう一度チャイムが鳴った。画面の中の男は、相変わらず笑みを絶やさずに立っている。 間違いに気づいていないのだろうか。どちらにせよ、このままチャイ