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感覚過敏・パニック障害💊もし発症してしまったら?心が楽になるヒント


こんにちは☀️
今日は少し前に書いた記事の続きです。

その記事はこちらから↓↓↓


前回の記事では、私が試して実際に症状が改善した方法を書きました。パニック障害と感覚過敏(聴覚、視覚、嗅覚、触覚)それぞれにどう対処していくかです。主に物理的なものでの対処法でした。


今回の記事では、

・前もって伝えると楽!
・生き方が楽になるマイルール
・発症してから現在までの生活パターン
・(おまけ)感覚過敏でマスクができないときの病院受診

など主に気持ち面や生活パターンについて書いてあります。




”前もって”伝えておく

自分が精神疾患者ってことを誰か友達、同僚とかに言ったら腫れ物扱いされそうですよね。私もそう思っていました。でも症状のことをその人たちに隠して付き合うのも我慢に我慢を重ねる結果に。ツ、ツライ。。。



そしてしばらくして私は気付きました。全部正直に伝えようと!



病気になったまでのストーリーは話さなくてもいいので、このシチュエーションはヤダ!発作出るもん!っていうことをあらかじめ家族や友達、同僚に伝えるのです。自分を理解してくれる人は必ずいます、周りに。



普段よく会う人たちにさえ理解してもらえればむしろ安心じゃないですか?隠してていきなり発作が出ちゃう方が相手は困惑しやすいです。そして困惑されることにショックを感じて負のループに。でも前もって言っておけば相手も心の準備ができますね。
もし理解してもらえなかったらそれまでの人たちです。自分の健康を気遣ってもらえないのは考えものですもん。この先一緒にいても辛いです。バッサリ


というわけでここで言いたいのは、隠さなくても大丈夫!むしろ親しい人こそしっかりさらけ出そう!です。これは家族はもちろん友達にも同僚、パートナーにもやったことです。最初は私も隠してたけど、もう、開き直っちゃったヨ!隠して自分だけで困ってる時間は、人生の時間の無駄です!


話したことがきっかけで相手も実は◯◯の症状や病気でっていう会話につながることは何回かありました。みんな何かしらに困っているのです。だから弱いのは自分だけじゃないってことに気付いた日もありました😌



”我慢しない”をとことん突き通す


私と同じ症状を持っている人って性格的に我慢しやすい人が多いんじゃないでしょうか。私はそうです。何事にも平和を求めるので争いごとが大の苦手なんですね。だから自分が我慢してればスムーズにことが進むからそれでいいやと。


でもそういうのって小さい我慢の積み重ねでいつか絶対に絶対に絶対に爆発します。我慢していたら自分の意志はなくなっていき、自分は何がしたいのか分からなくなっていってしまいます。それはとっても危険。私が適応障害になる直前は我慢我慢の毎日を過ごしていました。性格的に我慢しやすいのでベースとしてこの性格、その上さらに我慢を続けた結果、動悸と過呼吸で倒れこむ。飛び降りたくなる。我慢は本当に体と心に悪いです。


なので!


我慢はとことんやめる!
行きたくないところには行かない
見たくないものは見ない
聞きたくないものは聞かない
乗りたくないものには乗らない
嫌な会社には長くとどまらない、などなど。


私はこのマイルールを徹底してやっています(笑)ちょっと子供みたいな発言に聞こえますが、これは効果絶大。もしあなたが何かに我慢しているならやってみる価値あります!!!やってみると本当にストレスフリーになるし無駄な悩み事が減ります。


暇な時間を作らない

休職状態だったり、無職になったときって本当に暇になります。発症して数か月は暇というか体力がなく、薬のせいで寝てばかりだと思います。何をするのにもだるい。でもこの期間を過ぎて、少し元気になってきた、体力ついてきた、でも復職にはまだ難しいっていう人におすすめなのは暇な時間を作らないこと!


なぜなら暇な時間は悩む時間を作っているのと同じだからです。暇であれば暇であるほどどうでもいいことの心配事を気にし始めます。きっとフルタイムで働いていたら気にしていないような悩み事まで。


私の場合、こんな風にして暇な時間をなくしていきました。(①は発症して半年後のとき、⑥は現在です)


①ちょっと早起き。早く寝る。

②ちょっと早起き。散歩。近くのカフェに行ってみる。早く寝る。 

③ちょっと早起き。散歩。家事。お茶タイム。仕事探し。早く寝る。

④早起き。散歩。家事。お茶タイム。友達とお出かけ。家事。早く寝る。

⑤早起き。散歩。家事。お茶タイム。在宅ワーク。家事。読書。早く寝る。

⑥早起き。散歩。家事。お茶タイム。家事。在宅ワーク。フランス語勉強。散歩。読書。家事。在宅ワーク。早く寝る。

こんな風にして少しづつ自分の体力に合った活動を増やしていくのです。

お茶タイムは何回も出てきていますがちゃんと準備してモチベーションを高めます。好きな豆のコーヒーに、好きなおやつを食べます。たかがお茶タイムですが一日のモチベーションを上げるにはとっても重要なルーティーン。私はお茶タイムが至福の時間ですが、筋トレやピアノを弾くこと、花の世話をすること、雑誌を読むこと、何でもいいので自分が好きな且つモチベーションを上げられるルーティーン時間をちょこっと入れることをお勧めします。



感覚過敏でマスクができないときの病院受診


これについては気持ちの面の話じゃないのでおまけです(笑)感覚過敏を発症してからも何かしらで病院に行かなくてはいけなかったので、その時に起きたことや感じたことについてです。感覚過敏の人なら共感してくれるのでは?🤭


今の日本では医療機関や高齢者施設に行く場合はマスクをつけるのがルールとなっています。ただ、私のように感覚過敏を持っている人からしたらマスクをつけることは発作(過呼吸)を引き起こし、治したいこと プラス 発作のケアまで必要になるのです。


発作のせいで受けるべきだった検査を中断し、診断結果は中途半端なままに。看護師さんに発作のケアはしてもらえるけど「あー。早く治まって。面倒」の文字が顔に書いてあるのはすぐに分かります。


こんなんじゃ何をしに病院に行ったんだって感じです。お互いにとって何もいいことない。そんな経験があったので、次からは病院探しの時点で感覚過敏について伝えることに。


結果としては、マスクなしを受け入れる病院と受け入れない病院があります。私の統計上、総合病院など大きい病院の方が受け入れ可が多く、小さいクリニックのほうが受け入れ不可のパターンが多いです。逆だと思っていました。
ちなみに眼科歯医者はそもそもマスクのルールは無かったので問題なしです!

大きい病院でもほんの少しの注意点を言われるだけ。
待合室では他の患者さんと十分に距離をとるように、とこれだけです。それができれば大丈夫で、治療は最後までスムーズに進み発作が起こることはなかったです。


ただ、マスクなしの事情を伝えれば病院の人は許可してくれますが、もちろん他の患者さんになんて伝達されないので目で殺されます!自分が行かない他の科の病院スタッフにも!しかも総合病院の待合ロビーなんて大勢の人がいますよね。その人たちから何十回も冷たい視線を向けられるのです。



その視線も相当なものなんですが、もう一つ困っていることといえば病院の入口や電話で病院探しの時に、

「私は感覚過敏でマスクをつけられません。発作が起きます。そのための頓服薬も持ってます。」

っていうのを毎回伝えなければならず、"自分は病気のようなものをまだ持っているんだ"とその度に自認しなくちゃいけないんですよね。


それってなんだか悲しくないですか。まるで自分で自分は病気持ちだと念じてるみたいで。その両方のダメージがあるので健康診断でさえ何年も行けていません。
悲しくも傷つきもしない私なりの解決策としては、オンライン診療を受けるか、病院でのマスクルールがない国に引っ越すです。


オンライン診療には、内科、呼吸器内科、皮膚科、アレルギー科、泌尿器科、頭痛外来、心療内科、小児科などがあります。以前、患者目線のクリニックにお世話になったことがありおすすめです。ただし検査が必要な場合は来院になります。



そして二つ目の策、マスクルールがない国に引っ越す。
これまた飛び抜けた選択になるのですが(笑)なぜこんな大胆な選択肢があるのかというと、私は将来子供が欲しいからです。子供を持つには病院が付き物ですよね。妊娠期から子供が小学生になるまでは特に。何十回と行く病院で毎回傷ついて悲しんで発作も起きたらストレスで流産という式がすぐに思いつきました。



去年(2023年)ベルギーへ旅行に行った際に大学病院に行ったことがあります。するとびっくり。患者も医者も誰もマスクなし!感覚過敏の事情なんて説明もする必要なく、私にとっては完全なストレスフリーでした。


日本での病院や高齢者施設でのマスクルールはこの先永遠に続くと思うので、この策は私にとって大アリなものなのです。東アジアの国はマスクしてる人たちが普通の街中でも多いので(2024年でさえ)恐らく病院や高齢者施設でもルールがあるのでは、と思います。なので欧米がベストだなとなり、そしてたまたまパートナーがベルギー在住なのでそこに引っ越すのがいいという考えです。


長い独り言になってしまいましたが、吐き出してみたかった思いです。病院の人がマスクを通して患者さんたちを守る気持ちも十分に分かりますが、こちら側からするとアンフェアなのです。私だって5年前(2019年)までと同じように心地よく診てもらいたいのです。


いつか日本でもマスクフリーになることを願って・・・!🙏🍀✨


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