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【チェコ留学】全然違う海外大学のテスト事情?!

こんにちは、Nanaです!
今回は、カレル大学CS専攻に学部留学している私のテスト事情についてお話ししたいと思います。


〇 テストについて

まず、テストですが今記事では「クレジットテスト」と「Final exam」の2種類が存在します。

クレジットテストとは、その科目のクレジットをゲットするためのテストです。Final examはその科目に合格するために必要なテストです。

よってカレル大学では、専門科目の単位を取得するには、クレジットとfinal examの両方で合格しなければなりません。

どちらのテストもセメスター終わりのテスト期間に受験します。
まず、クレジットテストを受験し、それに合格出来たらFinal examを受験します。Final examは全員必ず受けますが、クレジットテストは受けなくてよい場合もあります。

〇 クレジットテストについて

クレジットテストは科目のクレジットをゲットする為のテストですが、必ず実施されるわけではありません。何故なら、科目のクレジットをゲットする方法が主に3パターンあるからです。

➀ Tutorialの授業で出される課題を提出し一定以上の点数を取ること。
➁ Tutorialの授業で行われる小テストで一定以上の点数を取ること。
➂ Tutorialの授業の最終日あたりに行われるクレジットテストを受験し、基準以上の点数を取ること。

大抵の場合、クレジットをゲットするには三つの内のどれか2つの組み合わせが多いかなと思います。

例えば、私が取っていたDiscrete mathの授業では、➀と➁の組み合わせでした。Tutorialの授業で小テストと課題の両方が課され、その二つの合計が基準以上の点数であればクレジットをゲット。以下であれば残念ながらクレジットはゲットできず落単になります。

もしくは、Linear Algebraの授業では、基本的には上記と同じように➀と➁の組み合わせで判断しますが、もし基準より足りない場合はクレジットテストが開催され、そこで基準以上の点数を取得できればクレジットをゲットできるという場合もあります。

という感じで、クレジットテストは必ず受けるテストではありませんが、専門科目の単位をゲットするには、クレジット自体は必ず取得しなければなりません。

〇 Final examについて

そしてクレジットが獲得できたら、Final examに挑みます。
このFinal examで合格点以上の点数を取得できたら、やっと晴れてその科目の単位をゲットです。

Final examは科目の単位をゲットするためには全員かならず受験が必要です。試験スタイルは口頭試問または筆記試験です。

筆記試験の場合は、日本の大学の試験と同じ感じです。ただし、結果が大体1,2日後に分かります。
口頭試問の場合は、1対1で教授から問題が出されるので、それに対して回答します。結果は試験後にその場で伝えられます。

ここが日本の大学と違う点一つ目です。試験結果が科目ごとに即座に分かります。なぜなら不合格の場合は次の日程のテストを受験しなければならないからです。
日本の大学だと、試験を受験してから1ヵ月後とかに一斉に結果が公開されますよね。

そして違う点二つ目が、このFinal examは一科目3回まで受験可能です。ただし、一度合格したら2回目の受験は原則できません。基本的には不合格だった場合のみ再受験が認められています。

残念ながら3回とも不合格だった場合は、その科目は落単なので来年もう一度履修となります。

〇 テストの日程を登録

Final examを受験するには、大学のシステムから登録が必要です。
日本と違って、試験日程は複数提示されるので、自分の勉強具合や他の科目のテストとの兼ね合いを見ながら好きな日程を選んで受験します。

ただし、受験できる人数には制限があるのでもし選んだ受験日が定員一杯で埋まってしまっていた場合は受験できないので、違う日を選ぶ必要があります。

選んだ受験日は、前日くらいまではキャンセル変更が可能です。その為、もし今満席で登録できなくても受験日が近づいてくると結構みんな後ろの日程に変更してずらしていくので、枠が空いたりします😅

ただあんまり後ろにずらし過ぎるのはリスクがあるので、ある程度で受験する方が良いかなとは思います。

〇 まとめ

以上がカレル大学のテストの仕組みです。
日本の大学と違うポイントは、
① テストは3回受験可能
② 事前に受験日の登録が必要
③ 受験日は複数ある
などかなと思います。

テスト事情は大学によって結構違うと思うので、あくまでカレル大学での情報とはなりますが、どなたかの参考になれば幸いです。

それでは、また😊

授業については、こちらの記事をどうぞ ↓


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