Love Letter
なんとなく0時を過ぎたあたりから見始めた。
ラブレター。
本を読んでたので、内容は分かっていたのだけれど、所々なんだか怖いし、ツッコミどころがありすぎだった。そして、所々笑えた。
演出がなんというか面白すぎた。
樹が病院でみた白昼夢の中に出てきた看護師やお父さんは異様に怖かったし、
同級生の及川さんも存在が怖過ぎた。なんだか浮いていた。
前田先輩のところはクスッと笑った。
なんだか本とは全然違う印象だなぁと思っていたら、
『お元気ですかー!』でやられた。
やはり、あのシーンは良かった。
中山美穂が綺麗だった。
豊川悦司は今の姿しか知らなくて最初、
誰だろうこの人。似てるんだけどな。うーん。
という感じだった。
秋葉は、なんだかいけ好かない。
けれど、若い頃の豊川悦司は、
かっこいいような、いや、苦手なようなどことなく引っかかる顔をしていらっしゃった。
手紙。
同級生。
本の貸し出しカード。
三代エモいとでも言おうか。
なんだか懐かしくなるような。といってもそこまで私自身本の貸し出しカードにこれといった思い出はない。
ただ思い出すのは天沢聖司だ。
そう。
『やなヤツ、やなヤツ、やなヤツ!』(バタン!)だ。
そういえば、これも1995年公開だった気がする。そして、この映画も。
なんだ。
みんな本の貸し出しカードが好きなのか。
わたしもそんな時に中学生だったら良かったなと少し思ってしまった。
1995年、やっと生まれた。
ただ、手紙は今もたまに書いている。
ほんとごくたまに。
手紙を書くのも好きだし受け取るのも好き。
書き始めたはいいが、どうでもいい話で紙が埋まってしまって、伝えたかったことを最後の最後に手短に書いちゃったりして。
そんなのも好き。
手紙の内容がどうこうとかじゃなくて、その人のために時間をかけて書いた手紙で
わざわざポストまで出しにいった手紙だからこそ受け取った時嬉しいんだと思う。
もちろんいい手紙だけではなくて、
わたしはというと小学校の時転校した際、
前の小学校で仲良かった子がわざわざ引っ越した先に手紙をくれたことがあった。
その手紙の中にはその友達とわたしが当時たぶん嫌いだった子とのツーショットのプリが入っていた。
それを見たわたしは、なぜか怒りの返事の手紙を出したのを覚えている。
なぜかなんて言ったけど、理由は分かっている。
〈どうして。どうしてその子と仲良くするの。〉
この当時から独占欲が垣間見える。
プリの落書きには、わたしの名前も書いてくれてたのに。
酷いことをしたなといまでも苦い思い出です。
最近、最後に書いた手紙は中学の友達へ。
3ヶ月前、一方的に送ったあの手紙の続きをまた書こうと思います。
最初の一文はやはり、この言葉で。
『お元気ですか。
わたしは元気です。』
あ、そうそう。
ワープロ。なんだか、触ってみたいと思いました。タイプライターみたいなものなのでしょうか。
奈々
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