いつか何かにまとまる話。1
何はともあれ、そういう時は掃除をすること。
ごちゃごちゃとした頭のまま、ただただ手を動かす。
騒がしさがピークを迎えようとしている。
そんな事をゆっくりゆっくり俯瞰して。
自分の頭の中をまるでこの目で見ている様な。
騒がしさだけがこんがらがって、どこかの荒野を転がる
干し草の様に風に吹かれて。どんどん転がり遠くへ行く。あれよあれよとあれあれよ。
いつの間にかもう、見えなくなってしまった。
ちなみに、転がる干し草は名前はあるのかと調べてみた。
「タンブルウィード(英: tumbleweed)とは、夏の終わりごろに枯れてちぎれて、風に吹かれながら他の枯れ草と密集し続ける事で球状になり、尚も風に吹かれて転がり続ける乾燥地帯の植物のことである。」
参照ウィキペディア
ありがとう、ウィキペディア。
誰かが名付けた、タンブルウィード。その名を呼ばれた時、聞こえてるのか。名前を呼ばれても、此処に有るのは一瞬で、こんがらがって転がり続けて、通り過ぎ。もう会うこともないのだろう。
そういうものだ。
それでもまた新しいタンブルウィードや、前にあったかもしれないタンブルウィードや、合体したタンブルウィードなんかもいるかもしれなくて。
それはそれで、そのままで良いのだろうな。
範疇外というやつだな。
そうしてタンブルウィードとの別れを果たした頃、
掃除を始めた箇所はおそらくそれなりに綺麗になり、
なんだかそこはかとない爽やかさが身を包むだろう。
そのくらいの掃除で良い。
不良主婦を13年ほどやっていたので、不良なりに
マイルールみたいなものは構築されるとも、いかんせん
不良に変わりない。
それと、消費行動が好きでは無いので用途に合わせて洗剤を揃えて置くことも皆無。油汚れも靴磨きも石鹸一個で事足りる。そこまで界面活性剤に傾倒せずとも生きてはいける。
とにかく、労働としての家事はただの消費であり、
だからこそうんたらかんたらなので(話せば長くなるの意。)頭のヨガ程度に掃除を位置づけていればいい。
本当はこんなことより、ヘテロセクシュアル攻略法を
じっくり書くつもりでnoteを開いたのになんだか
違った話となりました。それはそのうち。
お読み下さりありがとうございました。
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