見出し画像

「世界が土曜の夜の夢なら」


今日のタイトルは
斎藤環という批評活動も行なっている精神科の先生の書籍のタイトルです。
『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』
精神分析の観点から、日本の「ヤンキー文化」について分析した本です。
(読んだことありませんが題名が好きなのでお借りしました・・・)

斎藤環先生の本は『生き延びるためのラカン』と『承認をめぐる病』などを読んだことがあり、難しい内容をライトな語り口で分かりやすく説明してくれる方という印象です。
興味のある方は是非

今回は別に書評をしたい訳ではないのでした・・・
土曜の夜にこのタイトルのnoteが書きたかっただけなのですm(_ _)m


さて、タイトルとは全く関係ありませんが

昨日の『思い出のマーニー』皆さんはご覧になりましたか?

やっぱり、いいですね。ジブリ。
心が癒されます。
アカデミー賞の候補だったのは知らなかったので少し驚きました。

マーニーと杏奈の同性愛的な関係の描かれ方も魅力的でしたね。

杏奈とマーニーは鏡写しのような関係で
杏奈はマーニーとの触れ合いによって自分を確立していって、他者への眼差しを持っていく。その過程が優しく描かれてました。
何度でも観たくなる映画です。

買ったままだった河合隼雄先生の解説付き『思い出のマーニー』単行本を読んでみようかな。



魅力的なシーンは沢山あるけど
私はやっぱり

マーニー「お願い。許してくれるって言って」
杏奈「もちろん、ゆるしてあげる。あなたのことがだいすきよ」

というシーンが1番好き。

なんて、ストレートで愛情に溢れたセリフなんだろう。
こんな風にストレートな言葉がほしい。
言い逃れをちっともするつもりのないこの言葉がほしい。