わたしとノーミーツ

こんにちは、Nanaです。


今回は自分が逃げてしまわないように、たいそうなタイトルをつけてしまいました。

「わたしとノーミーツ」


ノーミーツというのは、もちろん劇団ノーミーツさんのことです。
このnoteでは何度も触れましたし、
ご存じの方も多いと思いますし、
書き始めたら本題にたどり着ける気がしないので(これが一番の理由)
劇団ノーミーツさんの説明は省きます。


早速、本題に入ります。


まず、私がこの記事を書こうと思ったのは、
4月にノーミーツさんが劇団員全員によるnote投稿プロジェクト?を行っていたことがきっかけです。
いや正直なことを言うとなんども”劇団ノーミーツ”についてで書きたいとは思っていたのですが、作品が出るたびに脳内で言葉が飽和してしまって、
とても文章を公開することが出来ませんでした。
4月、noteの投稿を劇団員全員分読んで、
ファンの目線でも書いて発信したいな、と思ったので
拙いながら書きます。

また、明日行われるはずのクラファンリターン座談会の前に
自分の中で言語化しておきたいという思いから
今やっと筆をとりました(キーボードだけど)。(そして終わらなかった)


ああ、本題に入るまでが長いですね、相変わらず。


はい。

私が初めてノーミーツに出会ったのは、
嫌な上司のバズツイートですね。

おそらく世の反応と同じような感情を抱きました。
へー面白いな。
ただそれくらいです。続けて何件かの動画は追いましたけど、
特別な感情はなかったです。
動画は覚えていても劇団名なんて知らなかったし、
劇団だということさえ知りませんでした。

あ、ホラーのやつは結構忘れられませんでした。
ただのバズらせ集団とはやりたいことが違うのかなー
なんて勝手に思っていました。(ただのバズらせ集団とは。)


「門外不出モラトリアム」

これが大きな出会いでした。

ノーミーツという名前もバズらせ集団が劇団であることさえも知らなかった私がこの作品に出会えたのは、田島芽瑠ちゃんのおかげです。

私はHKT48オタクなので()

どうしようもない日々の中で、出来ることを一生懸命頑張っていた芽瑠ちゃん。
そんな芽瑠ちゃんが外仕事を自分で見つけてマネージャーさんに許可もらってつかみとるなんてすごいな、さすがだな。と思っていました。
それがあのツイッタラーの集団か、というのは驚きましたけど。(失礼な言い方でごめんなさいね)

とりあえずどんな作品かな~と思って調べてみると、
まあびっくり自分と似た境遇ではありませんか。

フルリモート大学生活。
フィクション的ではあるけどあの瞬間の私にとってすごくリアルなテーマでした。
「この部屋で入学し、この部屋で卒業した。」
このフレーズに胸をえぐられました。

そしてU-18チケットに支えられましたね~
本当に感謝です。通常料金だったら観てなかったかもしれないです()

あと18歳以下であるかの確認が、あの時はzoomだったんですよ。
看板俳優のオツハタさんとzoomしたんですよ!!今や自慢ですね笑
あの時に役ではなく一人の人間としてオツハタさんとお話したことで、
作品だけではなく劇団ノーミーツという集団に興味を持ちました。


観劇後。

舞台でも映像作品でもない、新しいエンタメの始まりを目撃したような感覚に陥りました。(これ当時の日記に書いてあったけどワードセンスいいな)

試みとしてもあの瞬間だからこその輝きが間違いなくあったし、
私にとってもフルリモートで大学に入学して授業が始まったばかりのあのタイミングに観れたことにすごくすごく意味があった。

門外不出モラトリアムを観て、
息苦しさを感じていた「今」に価値を見出せることができたのは、
本当にありがたかったです。


第二回長編公演「むこうのくに」は、
課題やテストで死んでいたので娯楽まで画面を観たくなくて
観劇しませんでした。。。

みなさんの評判や振り返ってのコメントを見て、
少し後悔しています。

まああの時は余裕なかったので仕方ないです。はい。



その後発表された「劇はじ」プロジェクト。

いやもうこれは本当に。大好きでした。

個人的に高校時代にドキュメンタリー制作が大好きだったこともあり、
上演前からものすごく楽しませてもらいました。
この場をお借りして、改めてありがとうございました。

このプロジェクトに対する感想はまだまだ伝えきれていませんが、
以前の投稿を見ていただければと思います。

ノーミーツさんに焦点を当てると、
本当にサポートの塩梅とドキュメンタリーの公開範囲が絶妙でした。

演劇、フィクション以外もこんなに魅せられる集団であることに怯えます。


第三回長編公演「それでも笑えれば。」


これも最高でした。

システムがすごすぎるんですよ。

観客が選べるって何ですか、笑

最初は本当に小さな選択をさせて、だんだん取り返しのつかない選択を観客に強いるというのが、もう本当に…

この作品をこのかたちでやろうとしたこと、
そしてやり切ったことに感謝です。

そしてこの作品で個人的に好きだったのは、
ラストシーンと終演後にアフタートークがあったこと。

私が観劇した回はいきものがかりの水野さんがいらっしゃっていて、
こんなにすごい方を巻き込む力を発足から1年も経たずに得るなんてすごすぎるなぁと思います。
このアフタートークで私の中で作品の厚みがさらに増しました。私の短い人生経験では捉えられない視点からの言葉を聞ける、というのはすごく濃密な時間でした。

ラストシーンはまさかまさかでした。
ノーミーツなりのチャレンジだったんだろうなと思います。
とりあえず号泣してました。



「ビバ ラ バレンタイン」

ビバラバ!
岩崎さん脚本・演出作品も良かった~!

個人的にジェンダー論などは高校生のころから興味がある分野なので
その観点にもつっこむ作品だったので尊かったです。

これも挑戦的な作品だったなぁ。

というか毎回挑戦してるな、ノーミーツ。

ビバラバではサンリオピューロランドという名ブランドとのコラボだし、
meetsしまくってるし、カメラマンすごすぎるし。

最後の方は歌って踊って、テーマパークしてたしなぁ。

ハッシュタグ企画でカメラマン募集するのも、
観客に主体的に参加している感覚を与えつつも拡散につながっていてすごいなと思いました。
事前の動画なども含め、一番ツイッターの力が存分に生かされていたプロジェクトだったんじゃないかなと思います!(超主観)



すごくすごくまとまりがありませんが、
自分の中でノーミーツ作品との思い出が振り返れたのでよしとします。

きっとすぐ下書きに戻すでしょう。笑

また時間を見つけて振り返り、更新していけたらと思います。

大学1年生のほぼフルリモート大学生活1年間を彩ってくれてありがとうございました。

私は劇団ノーミーツの創る作品が、
劇団ノーミーツの劇団員それぞれが大好きです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(これ定型文だけど過去一誰も読んでる気がしない)


Nana

ケーキが食べたいです。今はモンブランが食べたい気分。