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【留学準備③】ディズニーより熾烈!命をかけたビザ取り合戦

こんにちは!台湾留学中のナナです。
前回は、成功大学の学費の支払いで散々な目にあったところまでお話しましたね(笑)

今回は、学費を払ったあといちばん重要なステップといっても過言ではない、ビザ申請について書いていこうと思います。

なお、これまでと同様、わたしが発信しているのはあくまで2022年6~8月の留学情報ですので、最新の情報はご自身でご確認ください。

MOEからの公式文書を受け取る

さて、そんなこんなで費用の支払い&支払い完了の報告が終わったところで、7/8、成功大学から次のようなメールが。

Dear Students,
We are reporting your basic information to MOE. The review progress depends on MOE, we are not able to track. We will keep you update when we receive the notification.Once we receive information from MOE, we will send you an official document with issuance date and issuance number which you will need to provide to ROC Consulate in your country while applying for VISA.

要点だけ説明すると、

“費用の支払いの確認が取れたので、大学側が生徒の情報を教育省(以下MOE)に送った。ビザ申請に必要な公文書が教育省から発行されたら、それをあなたたちに送るので、今しばらく待つように。たぶん1~2週間かかるだろうが、MOE次第なので正確には不明”

とのことでした。
ついにStep2にうつったわけです。(Step1でもじゅうぶん骨がおれましたが…💦)

また、学校からの指示では、ビザが申請できるまで航空券および防疫ホテルは予約してはいけない、とありました。

正直、渡航の約1か月前で隔離ホテルも飛行機チケットもないのはまずいのでは…と思いましたが、ここは素直に大学の指示に従うしかありません。

そしてそれからちょうど2週間ほどたった日、待ち望んだ公式文書がやってきました。

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画像が非常に小さくてすみません。
とにかく、「教育部 涵」みたいな文字が書いてある書類です。

代表処を予約する

これが送られてきたら、いよいよビザ申請の段階になります。

語学留学のビザに必要な書類は、以下の通りです

  • パスポートの原本およびコピー

  • ビザ申請書

  • 証明写真2枚

  • 公式文書

  • 入学許可書の原本およびコピー

  • 銀行または郵便局の残高証明書 原本

  • 学習計画書

  • 申請費用

最新の情報は、からご確認ください。

さて、書類はすべてそろったものの、ここからが本当の「地獄」でした。

というのも、わたしのときはビザ申請がほぼ完全に予約制(1週間先まで)で、毎日朝8時から1週間先の予約枠が開放されるかたちでした。
つまりただちに明日行こう、などと思っても、キャンセルが出ない限り不可能なわけです。

ただ、もう渡航日の1か月前であったこと、ビザを申請しない限り航空券も防疫ホテルも予約できないこと、続々と航空券やホテルが埋まっていたことなどから、わたしは焦っていした。

一日でもはやく予約したかったのです。

どうしようもなかったため、ほぼ1日中、暇さえあれば台北駐日経済文化代表処のビザ申請予約ページをリロードしていました。

別に思い出したくもない、地獄の記録

もしかしたらキャンセル枠が出るかもしれない、というかすかな希望にすべてを託して…
たとえキャンセル枠が出ても、もたもた個人情報を入力しているとわずか数秒の間に埋まってしまいます。

ですから、あらかじめメールアドレスや電話番号をコピペしておき、空きが出た瞬間にすごい形相でコピペ→貼り付けを繰り返しました。

そんなこんなでやっと、7/21に予約が取れたというわけです。

まさに、ディズニーチケット争奪戦よりはるかに過酷な戦いでした。

(ちなみに、わたしは寝っ転がってページをひたすらリロードしていただけだったので、まだ楽だったかもしれません。1週間に1度、予約せずに並べばビザをとれる日があったのですが、午前3時~6時から並んで9時開始のビザ申請を待つ人が続出し、とにかくカオスな状態だったようです。代表処に早朝から行くために前泊する人も多かったと聞きます。Twitterで2022年6~8月ごろに検索を絞り込み、『台湾 ビザ申請』などと入力すると、阿鼻叫喚の地獄絵図が見えてくることでしょう…)

ビザ申請に行く

当日、書類を何度もたしかめ、代表処に行ってきました。

ついにやってきた…!
そんな気持ちでした。

番号を受け取り、20分ほどで手続きを終えました。
手続きといっても、書類を渡して申請料を支払って終わりです。
代表処の職員も、日本語が話せるので心配いりません。

ひとつ、パスポートがその場で返却されないことに注意しましょう。
知らないと焦ってしまうところですが、ビザがパスポートに貼り付けられて戻ってくるので、預けたままにします。
1週間後、郵送してくれるとのことでした。

前回の支払いと同様、ただ手続きを踏むだけのことなのに、なぜこんなにいろいろと苦労するのか…(苦笑)

ただ、逆にすべて自分でやっていることもあり、ここまでくると

とことん戦ってやるぞ!!!行くぞ台湾!!!

みたいな気持ちになってきました。
ゲームを攻略していくような気持ちです。

とにもかくにも、1週間後にビザが届き、わたしはやっと、1つの大きな闘いを終えたのでした。


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