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クリスマスもお正月も仕事だったけれど

季節のイベントが好き。祖母が実家の玄関に、季節ごとにお花や置物をかえて飾り、イベントごとに料理を用意してくれていた影響もあると思う。

とはいえ一人暮らしを始めてからは、季節のお料理を楽しむ雅なものではなく、やれクリスマスまでに恋人をつくれだの、やれバレンタインデーにチョコをどうするだの、パートナーもいなければ友達も少ない私にとってはだんだんと苦しいものに変わっていった。心の中にある「私も楽しみたい」に蓋をして、みんなと同じ楽しみ方ができない自分を否定して、「クリスマス?気にしてないですけど」感を振りまいていた。いや、私だってケーキとかチキンとか誰かと食べたいよ。サンタさんに会いたいよ(年齢的に無理か)。

今年も相変わらずクリスマスは一人だし、正月はコロナの影響で実家から帰省拒否された私は、「クリスマスも正月も出社できます!」と上司に満面の引きつった笑みで答え、見事に出社になった。1月1日も。

だけど何かしたい。この期に及んでクリスマスまでに恋人がほしいとか、独り身だけ集めてパーティーしたいとか言わないからさ。と考え、やりたいことを書き出してみた。

・25日と31日にはランチを豪華にする

・カフェでいつもは手を出さないケーキセットを頼む

・コンビニで買い放題する

・タピオカを飲む

・付近の休みで美味しいものを食べに行くか、自分で作る

・・・とまぁ、見事に色気より食い気のラインナップ。「美味しいものを食べる。食べたいものを心置きなく食べる」が私の幸せなんだと気づけた。書くとなんだかワクワクしてきた。これは楽しみだ。

そして当日。

12月25日:なんと上司からケーキの差し入れが!カフェに行かずしてケーキは食べられた。そして「クリスマスだからチキンが食べたい!」という理由でから揚げ専門店でランチ。いつもより高くついたが、専門店のから揚げの味に感動しすぎて午後の仕事に身が入りませんでした。

1月1日:取引先からおせちとハンバーガーの差し入れが(しかもおせちはホテルの良いやつ)!右手におせちの煮物、左手にチーズバーガーで、最高のランチだった。

間の休み(12月27日):どうしてもケーキが食べたくて、「ジップロックのタッパーでできる、ガトーショコラ」を自作。作成時間10分。これが美味しい。一人で全部食べました。

最初に書き出したことはあまりやらず、慈悲の差仕入れで腹を満たしたが今年は最高のクリスマス~年末年始だったと言いたい。

誰かと過ごす時間も楽しいけれど、日常の延長でいいからちょっとした「特別」を自分で考えてみる。そんな過ごし方もありなんじゃないかと思った。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もゆるゆる投稿します。今年は「日々気分よく暮らせるように」というテーマをより強く意識していきたいと思います!


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