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机では学べない生きていくためのバランス力

最近コロナ禍でもできるお子さんの体験型の学びとして強くお勧めしたいのが、

「畑体験」

です!

う〜ん、畑、汚れる。通うのが大変。畑をして子どもにとって何が生きるバランス力につながるの?と思われるかもしれません。近くに畑がない、どうやっても難しい、という方は、おうちで鉢植えで育ててみるのもいいと思います。

なぜ私が、畑体験→生きていくためのバランス力につながるとお伝えしたいかと言うと、

「想像を越える楽しさと学びがあり、しかもそれが体をつくっていく食に繋がっている」ということ。

①まず、採れたての野菜はアクが少なく、苦手だった野菜も食べられるようになる

②自分が体を動かし育て愛着もわくので食べ物へ感謝とありがたさを感じられるようになる

③実際目・耳・感触・土や野菜の匂い・その場で食べた時の味など、五感を使って様々なことを感じられる

④育てていく中で、それぞれ違う種からそれぞれ違う野菜ができる、という特徴を見ることによって、”それぞれの良さ”や”違い”というあたりまえのことを体感として学べる(人と比べたり狭い価値観でなくなる)

⑤そういったことを親子や友達で共感することによって自分の脳や心に刻まれていく(お子さんにとってとても大きな記憶になる)

特に④の、今の学校システムやネット社会においてのSNS鬱などに飲まれないような心身のベースがつくられると思います。太陽や虫や土や水も、みんな違う役割があって必要なもの。そういう昔は基本的だったことが今はこどもたちもわかりづらかったりする環境。

今はなんでも調べれば出てきてすぐに結果を出したがるゆえ、頭で理解しても身にはなっておらず、心も人に対してもせこくなりがちです。

ピアノにも通じますが、すぐに結果を出そうとはせず、少しずつ手を入れながら一歩一歩進んでいったところに成長があり、花が咲き実がなっていきます。

今だと検索してみるとたくさんの畑が出てきますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

同じように体験されてる方々とも知り合いなれて思わぬ情報をもらえたり、採れたての違うお野菜も分けて頂けたり、

また、そういったところは畑のプロのおじさんから教えていただきながら行っていきますが、

おれのじいさんはこういうところも綺麗に紐を張ったり耕すときも畝を美しく作ったんだよ

など、そうする意味はね…と、真理に通ずるお話を聞けたり、人間としての学びが限りなくあり、心底楽しい上お子さんにとっては最上級の学校です☆

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