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NOミュージック、NOライフ??


私は今年の元日にあきらめた夢がある。


普通は元日に『今年のやりたい事』とか決めるのだろうが、


その逆『今年、諦めること』をなんとなく決めたのだ。


その中でもでかい夢だった


『作詞家になってみる』


という夢を諦めた。


3年頑張った夢だった。


ある人にしたら短い。ある人にしたら長い。と、


言って頂けると思うが、なかなかの密度の濃い3年だったと思う。


きっかけは、昔から作詞に興味があり、書いてみたいと思ってた。凄い青臭いが人生でやりたい事リストを作って、その中に書いてあった夢の1つだったのだ。
『作詞』というのが。


だが、書き方が全然わからなかった。


そこでリサーチしたら『残酷な天使のテーゼ』で有名な、及川眠子さんの作詞本にたどり着いた。

スっゲーわかりやすくかった

最初は詞先と言って、メロディーがない状態で作詞していた。


最初の1年はずっと詞先。

コツを掴んだ私は1年で200作は書いた。


2年目からメロディー先の曲先で書き始めた。


曲先がきっと主流だろうと思う。なかなか慣れるまで大変だった。


結局3年間で420曲書いた


それらを都内にある音楽作家事務所に、毎月5曲送り続けた。


5×12=60曲。1年にすると。それを3年やったから180曲。


きっと記憶にないだけで、もっと送ってるハズ。


良くも頑張ったと自分で感心する。


何が辛かったかというと、レスポンスがないのだ。


ダメ出しさえお声を頂けないのだ


なんでもそうだろうが、反応がないことが一番辛い。


横浜アリーナを借りて、お客さん一杯にして


『みんな、ノってるー?』

と叫んで、誰ひとりイェーイ


と言ってくれない感じ。


その状態が3年続いた。


なんか直感でわかったのだ


「これ、きっと変わらないな。」


それより自分が『それほど音楽を必要としない』


ということに気付かなかった3年だった…





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