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民主主義から「考える力」、ゲーテから今の「教育システム」

昨日久しぶりに本屋に立ち寄りました📖

【新書】に面白そうな本が沢山あったけど、全部読む暇がない💦高校と大学の夏休みに、好きな小説を時間気にしないで部屋に籠って読でいた時代が懐かしい。

そんな沢山の本の中から「民主主義を疑ってみる」を買いました。目次を見てみると、濃い内容です。しかもセンシティブな内容に触れている今時珍しい観点と説明が書かれている。後、NANAが同感する部分が多い。

この本を自分ではなく小6の息子へのプレゼントにしました。

「学校の勉強」と「テストの成績」より「創造性」、「自分で考える力」、「自ら道を開拓する勇気とと智恵」、「鋭い洞察力」を育つのはNANAの教育方針です。

なぜなら、今の教育はある種の「奴隷養成所」のようなものです。子供から「創造性」と「考える力」を奪い、既存の支配側に有利な知識を機械的従順的に「教化」して、支配側の奴隷として不公平な社会システムを維持するための道具を作り上げているにすぎない。

人類にとって、一番大切なものは何でしょう?
それは「創造性」と「考える」二つのことです。「創造性」は神が平等に人間に送ったギフト、「考える」ことは人間が他の生物と区別する唯一の性質です。

しかし、今の「教育システム」はこの二つを子供達から奪っています。
所謂【学校システム】といものの起源は何でしょう?それはヨーロッパの工業革命以降、工場のワーカーを効率的且つ安く作るための施設でした。最初からの動機が崇高的ではなかった。

「ゲーテの格言集」も良かったので、自分へ買いました。

ゲーテは言った
「考える人間の最も美しい幸福は、究め得るものを究めてしまい、究め得ないものを静かに崇めることである」。

これが人類の本来あるべき姿ではないでしょうか。けれども、今はその逆の方に進んでいます。

【民主主義を疑ってみる】に戻りますが、息子に考えることを捨てて欲しくないので、このような深く考えながら読む本を時々買ってあげています。

【ポリティカル・コレクトネス(Politically correct)】という言葉をご存知でしょうか。今は深く考えること、深く議論すること、政治について発言して、議論することをよろしくないと言う世の中です。

けれども、このままでは、言いたくない、想像したくないぐらい暗闇な世界になります。

一人一人が責任を持って考える必要があります。そして、議論をして問題解決する必要があります。

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