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シン・ウルトラマンを観ました。

作品あらすじや内容に触れますので、ネタバレ注意です。

ウルトラマンの思い出はあまりなくて、ティガが面白そう!観たいって思った記憶と最終回がこうだったという記憶があるくらいで、インターネットで過去作品の画像を見かけるくらいでした。

シンゴジラが面白かったのと、初報の予告編をみて劇場に足を運びました。

感想としては、見ごたえもあり、話も良かった。
シンゴジラ的なリアリティのある世界設定、過去の特撮作品でならではの動きをあえてカッコよさとしてアクションに昇華した映像や光線の破壊力、巨大で圧倒的な存在、ウルトラマン。
格闘戦も楽しめたが、夜の空中戦がすばらしく一番好きな戦闘シーンです。
怪獣はまず戦闘になるのですが、星人が出てくると、外交、交渉から始まるのもおもしろかった。この対話シーンがおもしろくて怖くて楽しかった。
異星人と政府、異星人とウルトラマンの対話があってそれぞれと話をするので、異星人ごとの価値観や支配に向けたアプローチの違いなどがシンプルながらもわかりやすかった。
異星人とウルトラマンの1対1の対話、車の中で、公園で、居酒屋でなんともおもしろさがありました。
メフィラスの役者さんの演技がハマッていて、異星人とウルトラマンの対話シーンはもう一回みたい。

本筋は禍特対のチーム内のメンバーとウルトラマン、異星人、政府と要素がコンパクトになっていて、個人の話になっているところが面白かった。
映像としても、顔のアップがとにかく多くて、わざとそうなのかな?
最後の主観視点もそういうやつなのかなと私は感じました。

勝ちを得るのが力ではなく知恵と相棒仲間とのつながりによるものというのもロマンチックで良かった。

余談になるのですが、今作で好きだった要素が、かなり好きな作品「学園戦記ムリョウ」という出てきていて、ウルトラマンの流れっていろいろなところにあったんだなと思いました。

人の姿をとる異星人、人類を遥かに凌駕する存在、科学力、調停者。
怪獣や異星人が1体ずつしかこない理由、兵器としての怪獣、宇宙に存在する社会やルール、協定の存在
公園や居酒屋での外交、等等

続編は作れるだろうけど、難しさがあるかな、こういう面白さがある作品が生まれてくるといいなと思います。




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