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利便性と幸福度の相関性について(にほんごであそぼ)

日本語を勉強するときにまず覚えた方がいい言葉ランキング上位に常に食い込み、殿堂入りしている言葉「すみません」。

この「すみません」はあまりにも便利すぎて、これを言わない日はないだろうというくらい使う。

「すみません」には謝罪、感謝、依頼の3つ意味があるそうで。

旅館で働いていたとき、接客において「すみません」には本当にお世話になった。

ミスしたときに、すみません。
お皿を寄せてもらったときに、すみません。
朝食の時間を聞くときに、すみません。

きがついたらすみませんを使っていて、何だか怖くなる。

なんとなく、最初にすみませんって言った方が負けな気もする。

謝罪とか依頼のときはまだいいとして、感謝のときもすみませんって言うのは違和感がある。

ありがとうという言葉があるのだから、そっちを使った方が直接感謝が相手に伝わる気がする。(あくまで個人の見解)



最愛のパートナーとお付き合いを始めた当初、こちらが何かしてあげると、ごめんねと言ってくることにちょびっとだけ違和感があった。

たぶん相手の性格的に、こちらがしてくれたことに対して感謝と申し訳なさがあるのだろうと勝手に推測。

あるときその違和感を伝え、試しにごめんをありがとうに変えてみてよと頼んだところ、納得してくれたらしくありがとうと言うようになった。

やっぱりごめんと言われるより、ありがとうと言われた方がこちらも気分がいいし、もっと感謝されることしたい!となる。

同じ意味の言葉でも、言い換えるだけでこんなにも受け取る側の気持ちが変わるのかと感心した。

現在みかん援農で、周りの人にすみませんを多用している自分が一番改めないといけない、そんな昼下がり。



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