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スポーツキッズを持つパパ・ママ必見!上手に夏の暑さに慣れて熱中症を防ごう

こんにちは、Namiyunです。随分とご無沙汰してしまいました。今日の午後、外出先からの帰り道で今年最初のゲリラ豪雨に遭遇しました。屋根のある駅ホーム中央まで風雨が吹き込むほどの激しさでしたが、最も降りが酷かったのは電車に乗っている間だったので幸いにも難を逃れることができました。ほっと胸を撫で下ろすと同時に、またこの季節が来たな〜、と夏の風物詩の訪れを感じていました。

今回は、もうすぐ梅雨明けのこの季節に重要な「暑熱順化」とその方法についてお伝えします。特に、大人よりも夏の暑さの影響を受けやすい小さな子お子さんも持つ方は要注意です。暑い夏でも安心してスポーツを楽しむために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.暑熱順化とは

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皆さんは、「暑熱順化」(しょねつじゅんか)という言葉をご存知でしょうか?暑熱順化とは、文字通り、体が夏の暑さ(暑熱)に慣れる(順化する)ことです。人の体は体内に熱がこもると、発汗や放熱で体の外に熱を逃すことで体温を調節しています。春先から梅雨の時期にかけてはまだ気温がさほど高温にならないため、人の体が暑さに慣れる機会を失っていて、まだ体が暑熱順化出来ていません。その状態で梅雨が明けて気温の高い日が急に続くようになると、急激な気温の変化に人の体がついてゆけず、体の中にこもった熱を逃すことができないと、熱中症を引き起こしてしまう恐れがあります。

2.暑さに慣れて熱中症を防ぐために

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「慣れ」というくらいなので、1日ですぐに効果が出るものではありません。体を暑さに慣れさせるためには、まだ気温の上がりきらない梅雨の間に対策を始めることが大切です。汗をかくことは最も強力な体温調節機能なので、発汗機能を高めるために次のことをオススメします。

①汗をかく程度の適度な運動をする

発汗を促すための、適度な運動を行いましょう。ハードな運動をする必要はなく、ランニングやウォーキング、通勤や通学時に自転車や階段を使うなど、日常の中で取り入れられる運動から始めましょう。なるべく行うことが負担にならず、継続して取り組めることをおすすめします。

②水分をこまめにとる

運動と同時に忘れてはならないのが、水分補給です。汗をかくと、当然ですが体の中から水分が失われます。そのため、失われた水分を補う必要があります。特に、体温調節の機能が未熟で、地表から近い場所で活動をしている小さなお子さんは要注意です。自分で寒暑の感覚がわからなかったり、意思疎通がスムーズに出来なかったりすることもあるため、時間を決めて水分補給を行うと良いです。また、体内から汗として水分が出ていく時には、同時に塩分も失われていますので、塩分も忘れずに補給するようにしましょう。

今日は、暑熱順化とその方法についてお伝えしてみました。水分補給の重要性について書き出すと長くなりそうなので、また暑くなりきらないうちにかきますね。では。

Namiyun@夏は苦手


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