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地域の人々と共創するワークショップのコツ。農業と福祉の連携で地域創生とSDGsに貢献する【デザイン思考の活用法】


はじめに:地域の課題とデザイン思考の関係


ナムラです。

私は自然豊かな地域でデザイン思考を活用してサービスを提供する方法についてブログを書いています。

今回は、地域の課題を解決するための実践事例とワークショップの方法についてお話ししたいと思います。

まず地域の課題とは何でしょうか。私が住んでいる地域では、少子化と高齢化によって人口が減り、町の活気が失われています。

飲食店や商店などのコンテンツが消えていくことで、街全体が衰退していってしまいます。

また、農業を行う時にも、農作業をする人員やサービスを提供する働き手が確保できません。

特に若い人が農業に興味を持たないことが問題です。

これらの課題は、私だけではなく、多くの地域で共通して抱えているものだと思います。

では、これらの課題をどうやって解決することができるでしょうか。

私はデザイン思考という考え方を使ってみることにしました。

デザイン思考とは、ユーザーのニーズや感情に着目して、問題を発見し、解決策を創造するプロセスです。

デザイン思考では、多様な視点やアイデアを出し合い、試行錯誤しながら最適な答えを探していきます。

デザイン思考は、もともと製品やサービスの開発に使われていましたが、最近では社会的な課題にも応用されています。

私は、デザイン思考を使って、地域の課題に対して新しい価値や可能性を見出すことができるのではないかと考えています。

このブログでは、私が実際に行ったデザイン思考のプロジェクトについてリアルタイムで情報を紹介します。

その中で今回は、地域の課題を分析する方法や解決する方法、そしてワークショップの方法について私が今現在計画していることをお伝えし用と思います。

私の経験が、あなたの地域の課題に取り組むヒントになれば嬉しいです。


地域の課題を分析する:少子化と高齢化からくる街の衰退


日本は世界でも類を見ないほどの少子化と高齢化に直面しています。

特に地方では、人口が減少し、若い世代が都市部に流出することで、町の活力や経済力が低下しています。

このままでは、地方の魅力や文化が失われてしまう恐れがあります。私たちは、このような地方の課題にどう向き合っていくべきでしょうか。

私は、デザイン思考を使って、地方の課題を分析し、解決策を探してみることにしました。

デザイン思考とは、ユーザーのニーズや感情に着目して、問題を発見し、解決策を創造するプロセスです。

デザイン思考では、多様な視点やアイデアを出し合い、試行錯誤しながら最適な答えを探していきます。

まず、私は自分が住んでいる地域の現状や課題を把握するために、以下のようなことを行いました。

  • 地域経済分析システム(RESAS)を使って、人口や産業などのデータを確認した

  • 地域の住民や関係者にインタビューを行って、ニーズや悩みなどを聞いた

  • 地域の資源や特徴を洗い出して、強みや弱みなどを分析した

これらの作業によって、私は以下のような課題に気づきました。

  • 地方創生に取り組む人材が不足している

  • 地域のニーズに合ったサービスやビジネスが少ない

  • 高齢者や障害者などの社会参加が低い

  • 若い世代と高齢世代の価値観やコミュニケーションが乏しい

これらの課題は、私だけではなく、多くの地方で共通して抱えているものだと思います。

しかし、これらの課題は決して無理解決できるものではありません。実際に、全国各地で様々な地方創生の取り組みが行われており、成果を上げている事例もあります。

例えば、

  • 長野県阿智村では、「星空観光」をテーマにした地域ブランド戦略で観光客を増やしました

  • 福井県鯖江市では、「メガネ」をキーワードにした産業振興策で国内外から注目されました

  • 島根県海士町では、「島暮らし」をアピールした移住促進策で人口減少に歯止めをかけました

  • 徳島県上勝町では、「自然エネルギー」を活用した環境先進的なまちづくりをしました

  • 石川県金沢市では、「伝統文化」を継承しつつ革新的に発展させる取り組みをしました

  • 瀬戸内では、「芸術」を通じて地域の魅力を発信する国際的なイベントを開催しました

  • 新潟県三条市では、「ものづくり」の技術やノウハウを活かして新たな産業やビジネスを創出しました

これらの事例から、地方創生を成功させるためには、以下のようなポイントが重要だと分かります。

  • 地域の資源や特徴をそのまま生かす

  • 地域のニーズに応えるだけでなく、新たな価値や可能性を提供する

  • 地域の人々や関係者と協力し、共感や信頼を築く

  • 地域外との連携や交流を促進し、情報や人材の流入を促す

  • 地域の課題に対して主体的に取り組み、継続的に改善する

私は、これらのポイントに沿って、自分の地域の課題に対する解決策を考えています。

次の章では、私が実際に行っているデザイン思考のプロジェクトについて紹介しながら、地域の課題を解決する方法や現在構想中のワークショップの方法についてもお伝えします。


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