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KIDS DESIGN AWARD 2023
KIDS DESIGN AWARD 2023
Encouragement Award: KDA Chairman's Award
第17回キッズデザイン賞 キッズデザイン協議会会長賞
僕らは、6年前の2017年から、キッズデザイン賞に応募・受賞することを課してきました。それは、僕らの課題発見とその解決が、新たな時代の構築にどれくらい影響しているかを、同業者からではなく異種の視線で評価してもらい、その評価から次の新たな課題を見つけたり、解決したりするためのエネルギーにしたいからです。特に僕は、みんなと少し違うことで褒められること=顕彰が大好きな子どもでした。大人になった今もそれは変わりません。
キッズデザイン賞には3つのデザインミッションがあります。その一つ「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」に今回も応募。二度目の奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)を受賞しました。そして今日がその表彰式でした。会場は森ビル。誰よりもご一緒したかった対馬博物館(パートナー)学芸員の小栗栖まり子さんは、あいにく地球の裏側。そこで、もし出席枠が3名だったら、はじめから声をかけたかった映像作家の西純之介さんに同行してもらいました。ぎりぎりまで応募動画を共創した西さんと一緒に喜ぶことができてよかったです。
受賞作品名は『創作ダンスで校歌を残すプロジェクト』です。
今回も、表彰式で紹介された作品(優秀賞受賞)は、どれもエッジの効いたデザインばかり、デザインでつながる関係性が愉しかったです。
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宮崎大学ホームページにも掲載していただきました。
最後に受賞した作品の概要と受賞理由を紹介します。
〈作品概要〉
閉校しても「校歌をいつまでも残したい」という子どもたちの願いを叶えるプログラムをデザイン。着眼点は、創作ダンスと“地域の文化と歴史、民俗” が息づく子どもたちのカラダ。んまつーポスと対馬博物館は、対馬市の子どもたちと校歌で創作ダンスし、対馬で育まれたカラダだからこそ生み出すことのできた身体表現を収集・保存・展示しました。
〈受賞理由〉
少子化等により閉校する学校で校歌が二度と歌われなくなるといった話も聞かれる。校歌は学び舎だけでなく地域の様々な記憶を留めるうえでも大切なものである。歌うだけではなく、創作ダンスを組合せて、共作、共有するというクリエイティブな取組として評価した。
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