ミスチルライブ5/10東京ドーム講演レポ

タイトルの通り、5月10日にMr.Childrenの東京ドームのライブに参戦をしてきましたので記憶が新しいうちに感想を綴ってみたいと思います。

なお、ガッツリ内容に触れますのでネタバレが嫌な方は読まないことをオススメします。

それとミスチルファン長いですが、盲信的なファンではありません。なので、良いと思わなかった部分も含めて書きます。

なので、辛口が苦手な方も読まない方が良いかと。基本的には満足だったんですけどね。


















これだけ空白開ければ大丈夫ですかね。

今回のライブはコロナで観客が声を出せないために「エソラ」や「シーソーゲーム」などの今までのライブで定番だったレスポンスが醍醐味な曲はやや少なくなってバラード中心になると予想してましたし、どこかでそれを望んでいたようにも感じます。

で、蓋を開けた結果としては

うん、いつも通りやなwって感じでした。

良い意味で裏切られましたね。


1.Brand new planet
2:youthful days
3:海にて、心は裸になりたがる
4:シーソーゲーム

まず、今回のライブはアニバーサリーでアルバムツアーではないので1曲目はSOUNDTRACKSから持ってこないと予想していましたが、まさかの「Brand new planet」!

ライブ自体が久しぶりでこの3年間色んなことがあったよな〜なんて思いながら聴いてたら少し涙が出ました。

1曲目予想は外れましたが、ライブが出来なかった為にSOUNDTRACKSの時に止まっていた時計の針を動かしてくれたような感覚でした。良い1曲目。

2〜4曲目は王道のアップテンポナンバー。「海にて〜」がここに入ったのがすごく新鮮でした。声を出せない歯痒さを感じながらもしっかり手拍子でノレてました。「シーソーゲーム」は絶対やらないぐらいに思ってたので少し恥ずかしい笑。

桜井さんが短めなMCで「今日はデビュー記念日です。皆さんと一緒になれた曲をお届けします」的な事を話し・・・

5:innocent world

自信ないけど多分原キーだったんじゃないかな?
やっぱりこれはやらないとダメだよねって事で合唱は出来ないながらも大盛り上がり。でも、後で見たら他の講演ではこの曲やってなかったようで、得した気分笑。

ここでしっかりMCを挟んで「やりたい曲が色々あるので、それを日替わりでやる事にしました」と桜井さん。ミスチルでこういうのあまり無かったな〜なんて思いながら、次の曲。

6:Over
7:Any

この2曲はすごく良いチョイスだった!
どっちもライブであまりやらないし、特に「Any」はご時世的にも歌詞が刺さってグッときました。

そしてここからは恒例のセンターステージでの演奏。

8:くるみ
9:僕らの音

「くるみ」は個人的に今の職場での状態とかともリンクしてめちゃめちゃ染みたな〜。「僕らの音」はあんまり好きじゃない曲だったんだけどライブで聴くとやっぱり印象変わりますね。

センターでの演奏は2曲で終わり少し長めな映像とSEが入り、やがてモニターに星空が映し出され・・・

10:タガタメ

「タガタメ」の選曲は少し意外でしたが、今のウクライナやコロナ等の情勢を汲んだ演出がライブのどこかで入るだろうとは思ってました。今回の「タガタメ」は過去最高の演奏だったんじゃないか。鬼気迫るとはこの事ですね。

11:Documentary film

来ました!
僕が一番聴きたかった曲です。ホントに好きなんです。物事には必ず終わりというものがあって、残酷だけどでも受け入れるしか無くて。だからこそ今ある物を大事にしようとかそんな事を考えさせる名曲。鬼気迫る「タガタメ」の次に熱を下げつつも空気は入れ替えず絶妙なタイミングでの登場。ここで2度目の涙が。

12:DANCING SHOES

B'zとの対バンでやっていてめちゃくちゃライブ映えしてた曲。長いファンからすればこれがライブの流れを変えるための選曲だってことは容易に予想できますね。

13:ロックンロールは生きている
14:ニシエヒガシエ
15:Worlds end

来ましたねー狂夜モード。こういう場面だと「Printing」からの「Dance Dance Dance」とか選ばれがちだけど、この曲はそんなに好きじゃないので「ロックンロールは生きている」のチョイスはまた新鮮で良かったです。「ニシエヒガシエ」と「Worlds end」の組み合わせってありそうで意外と無かったですね。

16:永遠
17:others

トーンダウンして新しめな曲を2つ。「永遠」は新曲だしやるだろうけど「others」は個人的に違ったかな。アルバムツアーなら良いんだけど記念ライブで特定のアルバムの曲の比率をあまり増やして欲しくないし、そもそもこの曲自体があまり好きじゃない。ラブソングだったら王道だけど「抱きしめたい」や「365日」とか意表を突いて「忘れ得ぬ人」、「つよがり」とかとか・・・。

そしてライブもいよいよ佳境に・・・

18:Tomorrow never knows

まあ〜やらなきゃダメよね。

19:fanfare
20:エソラ

「fanfare」も多分原キーかな?Cメロ一部カットされてた気がします。「エソラ」はかつてのワクワクさせる前奏が復活してて良かった。

無理なく盛り上がれる王道の組み合わせです。
ただ、ここには少し苦言もあって、25周年の時と流れが同じなんですよね。その時は「跳べ」なんかも入ってて面白かったんだけど、今回はこの2曲コンビのみ。王道って悪く言えば「またこれか」ともなりがちなんですよね。2曲の間か前に何か挟んで欲しかったな〜。「幻聴」とか「名もなき詩」とか。

そして最後の曲。

21:GIFT

25周年と同じように「エソラ」で締めにならなくてまずはホッとしました笑。キーが下がってましたが、この曲はキー下げの方がライブ映えして聴き易くて良いですね。ラララの部分合唱したかったな。

そしてアンコール。

22:Your Song(弾き語り)

桜井さん一人での弾き語り。この曲はバンドサウンドで聴きたかったなー。曲に桜井さんのメッセージが詰まっているのは理解するんだけど、弾き語りでやるにはこの曲はまだ早すぎるかなと。やるなら「HANABI」とか「Sign」とかある程度使い古された(表現悪くてすみません)曲を別角度から攻めるような感じで弾き語るのが良いのではないか。それか初期の曲とか。

そしてメンバーから「30周年ありがとう」的なメッセージがあった後に最後の曲。

この間にもう1曲ぐらい欲しかった。盛り上がる系なら「蘇生」とか「名もなき詩」、ガツンと系なら「Starting Over」とか「花の匂い」とか


23:生きろ

この曲が最後に来るのはまあ大体の方が予想してたでしょう。「タガタメ」同様に鬼気迫る感が出てましたね。桜井さん声枯らしてた。

新曲としては「永遠」は正直そこまで気に入ってもないんだけど「生きろ」はそれよかは少し良いかな〜って感じ。音源聴く感じではもっとバンドサウンドを強くして特にラスサビは暑苦しいぐらいにガチャガチャ音を鳴らしてもらった方が気持ちいいかも。ちょっと中途半端に感じます。


以上ライブレポでした。

総評すると、概ね満足ではあるけどずっと聴いてきたファンからするともう少し捻りも欲しいって感じるセトリではありました。アニバーサリーというよりかはコロナ明けに久しぶりにライブやるならこうなるかなって感じ。

長いファンってありがたいだろうけど少し面倒臭くもあるんだろうな笑。どうしても欲張りになっちゃうんだよね。

因みに僕が参戦したライブで一番好きなのは2015年の未完ツアーです。

REFLECTIONのアルバムツアーなので、収録曲がメインではあるけど名曲揃いだから中だるみみたいなのは無く、それ以外でも知る人ぞ知る「ALIVE」や「タガタメ」、かつてはライブ定番だけど最近やらなくなった「光の刺す方へ」そしてめちゃくちゃレアな「CHILDREN'S WORLD」、アンコールは「Tomorrow never knows」「innocent world」「蘇生」の怒涛の展開。言うことのないライブでした。

終わり。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?