西田選手に届きますように

バレーボール男子が熱い。ネーションリークなるもので、3位に輝いた。すごい。おめでとうございます。ただ、私は西田選手がとても心配となりnoteを書くことにした。
私は中高の6年間バレーボールに所属していた。中学生の時、ボールをトスするのが楽しくバレー部に入ることに決めた。私は背が低いので、アタッカーではなくセッター希望だった。でも中学校3年間、レギュラーになれず、正直、レギュラーで固定していた子より私の方が上手いという気持ちがあり悔しかった。その気持ちがあったから高校でもバレー部に入った。高校ではバレーに全力投球したのでバレー以外の記憶がほとんどない。同じ中学校から同じ高校に進学した子がいたのでバレー部のメンバーは半分くらい同じだった。だからレギュラーも雰囲気で固定されていた。でも、高2になって、監督が代わり、ある練習試合の時に、誰かセッターに入りたい奴はいるか、と言われた時があり、私は勇気を出してコートに入った。そこから私はレギュラーに昇格した。でもレギュラーになると、レギュラーであることの重圧を自分で勝手に感じてしまって自滅してしまうことがあった。それが最近まで黒歴史となっていて高校生活全てが楽しくなかったように思ってきた。最近、二十数年ぶりに高校のバレー部の集まりがあった。当時の苦い思い出はほとんどなく、あぁ楽しかったこともあったよねと記憶を塗り替えることができた。そして、勝手に自分で自滅していたことを周りのせいにしていたかもしれないと気付かされた。
プロのスポーツ選手はパフォーマンスが全てだから、勝ちに繋げられない人は招集されない。だから周りに何を言われようと、自分のバイオリズムがどうであろうと、メンタルを保ってパフォーマンスを保つスキルが重要となる。でもプロ選手だって人間だからスキルを学んでいたってできないこともあると思う。
ずっとバレーボールが好きだったけれど遠ざかっていた私は二十数年ぶりにネーションズリーグにハマった。そして西田選手を応援している。西田選手は体調というよりメンタルで追い詰められていてパフォーマンスが出せていないように見えた。このままだと西田選手は潰れてしまいそうだ。私と比べるのは烏滸がましいけれど、私がバレーボールと再び向き合う気持ちになるまで二十数年もかかってしまった。でもプロ選手の場合二十数年もかかっては選手として活躍するのは難しくなってしまう。
どうか西田選手が吹っ切れてスランプから抜けて悔いなく活躍できますように。誹謗中傷があるということでしたが、私のように応援している者もいる、そして応援している人の方が多数だということに、そして結局は周りは雑音でしかなく自分の問題だということに気づいて吹っ切れますように。応援しています!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?