カサ・バトリョとカサ・ミラ
前回のスペイン旅行では来れずにいたので、次こそは!とずっと行きたかったアントニオ・ガウディの建築カサ・バトリョへ。
音声ガイド付きなのもガウディの建築をより深く知ることができ本当に良かったです。
二階に上がってすぐの窓は海亀の甲羅のよう。
あらゆる部分が自然界とリンクしたデザインになっています。
音声ガイドのカメラを部屋のあちこちに翳すとそのイメージが映像に現れるのも楽しかったです。これは暖炉。
光や家具も。
こちらのドアの上のステンドグラスは部屋の双方から違う色に見えるようになっていました。
指定した時間が良かったのか、激混みではないのもじっくり味わえて嬉しいです。
天井の渦。
階段は吹き抜けになっていて、上まで続く壁は下の方が淡い色になっていました。これは上部は太陽光が強いので色を濃く、下に行くほど光が届かない分淡くして色を均一に見せるというガウディのこだわりだそうな。
階段を上がるとミルククラウンのような天井のある部屋がありました。
ここからバルコニーへ出て内側から建物の全貌を観ることができます。
鱗模様の柱。
さらに階段を上がります。
近くで見ると確かに上部のタイルは濃い青なのに、下から見上げた時は淡く同じように見えていました。
魚の骨のような手すり。
こちらの廊下も骨のようなアーチを描いてました。
1番上へ上がると屋上へ出られます。
ここのモザイクタイルの壁と四方向からなる十字架がかっこよかったです。空の色とのコントラストも素敵。晴れて良かった。
ちなみに2つ上の写真の左のドアの中に入ると水の流れる瞑想できそうなかまくらのような白い空間がありました。
建物の壁も様々なフォルムで作られていて見飽きません。
普通の街中にポカンと現れる不思議な建物。
カサ・バトリョの模型。着彩されていなくても魅力的です。
外に出れるスペースで撮ってもらえる写真を購入しました。
音声ガイドは三種あり、特別な部屋まで行けるチケットにしていたので最後にそちらでも写真を撮ってもらいました。
ちょっとした衣装も着させてもらえます。
前の方々が撮影している間はアンティークなお部屋を楽しみました。
そして、出番。借りた帽子が良い感じでした。
ちなみに自分iPhoneでも撮っていただきセピア加工。
撮影終えると可愛いお水のボトルももらえました。
ここはどんなイメージで作ったんだろう?とか、こんな風に見えるなんて想像しながらとても良い時間を過ごせました。本当に行って良かったです。
それからまた少し街歩きを楽しみつつ、夜のカサ・ミラ見学まで夕食をとることに。
夕食は今回も美味しいタパスが食べたいな、と探して行ったお店はなんとひとつ前のnoteに貼ったレストランの系列店でした。安くていろんなタパスが食べれることで有名なためか、夕飯時は混んでおり待ちも多かったです。
うっかり揚げ物祭りになりかけましたが、たまたま一人で来ていた日本人の方と隣り合い意気投合したのでワイン飲みつつお料理はシェアすることに。
どれもこれも美味しかったのですが、特にムール貝が最高でした。
満腹でレストランを後にし、夜のカサ・ミラ観光へ向かいます。道中でマジェスティックホテルを見かけてちょっとサイゴンが恋しくなりました。
カサ・ミラへ到着。実は夜のツアーでしか見ることができないプロジェクションマッピングがあるとのこと。到着し、英語のツアーが始まるまで建物の下で待ちます。見上げると吹き抜けのSF感にグッと来ました。
人も集まり案内のお姉さんが登場し、ツアーが始まります。
階段で一気に上まで上がったので息切れしている人も多数。博物館のようになっていました。
ひと通りの説明を受けてから屋上へ出ると、しばらくしてプロジェクションマッピングが始まります。
ただ、プロジェクションマッピングの内容としては、、ガウディは自身の死後こんな風になるとは想像していなかった気もするし、生きてたらgoを出したのだろうか?とちょっと疑問に感じました。誰かが分析したり感じたもので"こういうことなんだよ"って映像にし過ぎてしまっているような…。
上手く書けませんが、ガウディはこう言いたかったという表現よりも、"ガウディの作品の上で表現を重ねている○○さんの映像作品"と言われればもう少ししっくりきたのかもしれません。まぁ、とっても個人的な感想なのでこのプロジェクションマッピングに満足している方が多いならそれでもいいのかな。。
カサ・ミラからの夜景。
吹き抜けを上から覗いた図。
プロジェクションマッピングが終わるとまた一階に戻り、ドリンクがふるまわれました。
個人的にはカサ・ミラよりもカサ・バトリョのほうが感動が大きかったのですが、前回見れなかった両方を昼夜それぞれで見ることができ満足です。
翌日はホテルの近くでパエリアを食べて、お次の国へ。
イカ墨のパエリア、安定のうまさでした。
今回は通りがかる程度にしか滞在できませんでしたが、スペインはバルセロナ以外の村もとても楽しかった想い出があるのでまたゆっくりピンポイントで旅行に来たいと思います。
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