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2020.5.17暗黒レトロショウvol.1朗読劇【人間椅子】

-ベトナムに住んで丸3年、私の新たな演目の始動-

ベトナムに住んでもうすぐ3年となり、4年目に入ろうとしています。
もともとはせっかくなので3年くらい住んだら別の国へ移り住めたらな〜なんて甘い考えを持っていましたが、実際に住んだみるとまだまだ知らないベトナムを日々発見し当分は離れられそうにありません。

ホーチミン に住み始めてから2ヶ月で、運良くギタリストのHiroさんと出逢いベトナムでも音楽活動を続けることができました。
こちらは記念すべき初のベトナムライブの映像です。

そこから1年経ち、共にホーチミンを訪ねた親友の西風じゅん(黒木桃子)もベトナム移住し、彼女の働くカフェなどでも定期的に自主企画ライブを開催するようになりました。

そして、ベトナム移住4年目を直前に控えた先日、ついに劇をすることに成功しました。

朗読劇ではありますが、ただの朗読劇ではありません。
自分がもしお客さんだったなら、ただ本を読むだけの朗読劇など眠たくなってしまうでしょうから、そんなことはする気もありません。
ただ、現状は私と西風じゅんの二人のみしか出演者がいないため完全な舞台のような芝居をする演目を探すことが難しく、今回は朗読劇という形をとりました。

しかしこれは私にとって大きな第一歩です。

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今回は一部、二部制を予定しており、一部は私のライブだったのですが、そこで出演予定だったギタリストAさんの前々日のドタキャン。
ライブ練習はすべて済ませてあり、前々日は初の試みとなるホーチミンでの朗読劇にばかり時間をとられていたので、この不測の事態に一時は混乱状態に陥りましたが、なんとか救世主のギタリストNoriくんが代わりに出演してくれることになり本当に助かりました。

アングラ演劇など日本でもニッチな世界観ではありますが、ベトナムにもきっと新しいエンタメの刺激を求めている人たちがいるはずなので、ここを最初の一歩としてベトナムに今までなかった物を、そしてひょっとすると日本人が忘れかけている物を、ベトナムアングラの先駆者として発信してゆきたいと思います。

この日の来場者数は20名ほどでしたが、お越しくださった皆々様に心より感謝です。

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